四国遠征オフ


2010


  

 2010年7月某日。
 私にとっては全くの未踏の地、四国に遠征する機会が遂にやって参りました!

 招待主はマフラー巻きさん。言わずもがな「隧道探訪」の作者であり、四国のあらゆる近代遺構に
精通するオブ界を代表する猛者です。
 招待を受けた日は一日だけでしたが、どうせなら1泊2日にしよう、とおなじみピカさんと画策。招待
本番の前の前哨戦として体よくピカさんを主宰にして(←すみません。。。)、いざ四国へ!!!

 金曜日、仕事を終えてすぐスーパー銭湯へ。。。もちろんこれから四国に向かう準備ですよ!
 大阪から四国。。。しかも集合場所が愛媛県伊予市R378の道の駅「ふたみ」というところで、ナビに
設定してからびっくり!!!300km以上あるやないか〜!!!ピカさんやりすぎ。。。とプラン丸投げ
を完全に棚に上げてボヤいてみる。。。

 中国池田ICから中国道〜阪神高速7号線を経て神戸淡路鳴門自動車道へ。。。長い。。。淡路島も
ほぼ初めてですが、淡路島縦に長いぞごらぁぁぁ〜
 。。。神戸淡路鳴門自動車道から高松自動車道へ。。。もう既に眠い〜。。。。。。。。
 んんんん???高松自動車道やと香川を海側に大回りするルートでちと遠回りな気が。。。徳島自動
車道がええなあ。。。って、んんん???繋がってないんか???高松、徳島両自動車道はルート的
に結構ニアミスしてますが繋がってません。。。なんでやあ〜繋げやあ〜、と眠気に任せてボヤいて
みる。。。
 まあ、夜だったので結構スムーズに徳島自動車道に流入。しかし、しかしこっからも遠い!藍住ICか
ら伊予ICまでおよそ186km!!!ナビでは2時間以上かかるらしい。。。キツー。。。

 。。。午前1時ごろ。。。伊予IC手前の伊予灘SA辺りで眠気の限界。。。ここで仮眠することに。。。
 。。。ふ〜。。。ぐー。。。 
 朝!意外とすっきり目覚めて顔を洗いにトイレへ。。。って。。。見慣れたCR−Vが隣に!ピカさんいつ
の間にか登場!私より遅くに到着したようです。
 本集合場所は道の駅「ふたみ」ですが、2人とも同じSAで宿泊とは。。。(笑)
 本日合流予定の残り2名の車はこのSAには見当たりません。ので朝8時集合に向けてピカさんと
共に出発しました。
 
 道の駅「ふたみ」に到着!そこに明らかに不自然な「奈良」ナンバーのランサーが。。。そらあ、かなり
の確率で同士でしょう!「奈良」ナンバーが道の駅「ふたみ」に偶然いる可能性は極めて低いでしょう
からねえ。
 会釈をしてみると、お相手も会釈。そう、初お目見えのyoshirinさん登場です!オフ初参加だそうで、
オブ仲間として最初にお会いしたのは私ではないでしょうか。
 暫くすると、超目立つ赤のエクストレイルが到着。そうおろろんさんです。

 これで全員集合!暫く談笑したあと、いよいよ未知の四国探索のはじまりはじまり〜
 さあ、本日1本目。道の駅「ふたみ」から近いらし
く、ピカさん号に4人便乗して向かいます。
 場所はこのあたり。これ以上の縮尺がきかない
ので分かりにくいですが、ここ、R378と予讃線に
挟まれる形で短い隧道が存在するらしいです。
 海沿いの国道ではなく、1本内側の旧道らしき
狭〜い地元道を抜けますと、でました隧道!実は
国道通過中にチラ見していた物件でした。それだ
け国道に近い場所に位置します。
 右手に国道、真ん中に見えているのが歩道。左
手のCR−Vさんが停まっている道が旧道=隧道
への道です。
 藤棚を前面に控えさせて存在する雰囲気のある
隧道。

 上灘隧道
 土木学会選近代土木遺産Cランク 
 1920年(大正9年)竣工 延長37m
 限界高 4.0m 幅員 3.5m


 という記録が残っています。
 土木学会著の「日本の土木遺産〜2800選」に
も掲載されており、出典欄にナンとマフ巻き隧道
探検隊の表記が!
 そう、掲載のきっかけはマフラー巻きさんのサイト
からのようです。スゲー。

 というわけで、隧道の詳細は「隧道探訪」でご覧
下さい。   
 藤棚は緑で覆い尽くされておりました。。。
 その先の上灘隧道も少し見通しが利きにくい
状態です。
 隧道右側に接続する石積みの円柱に目が惹か
れます。
 なんなんでしょうねえ、これ。当時海に面してい
たと仮定すれば、坑口の損傷を防ぐ消波ブロック
的な役割をしていたとか???
 川を渡る鉄道の煉瓦、石積み橋梁によく使われ
る手法に近い感じがします。川のはもうちょっと鋭
角に仕上げられている場合が多いですが。。。

 煉瓦と石材を使用した立派な造りです。
 海の傍であるため塩害の脅威を考慮したのか、煉瓦の周りは全て石材で固められています。
 笠石、隅石、迫石、そして要石。。。見事に石材で煉瓦を覆っています。
 そのお陰かどうか大正9年製であるにも係わらず、風化を感じさせません。
 坑門の煉瓦はイギリス積みとなってます。
 んん?よおーく見ると笠石の下一段だけ、煉瓦
が小口の縦積みになっています。
 うーむ芸が細かい。
 藤棚から緑棚に変化しておりますが、よい風景
になっとります。
 洞内にて隧道談義に花が咲くご一行。
 皆、好きですなあ。(あんたが言うなって?)
 
 洞内側壁は石積みで、背丈以上あります。アーチ
部分は煉瓦で長手積みとなってます。
 洞内より坑口方面を臨む。
 昔は左手の擁壁の向こう側は海だったのかも
知れませんねえ。
 そして驚くべきことに反対側は石積みのロック
シェッドがくっついているのです。
 あまりの四角さに呆然とする2人。。。なわけない
か。
 しっかし見事な側壁石積み。天井はさすがにコン
クリートのようですが、この石積みの高さは凄い。
 石積みロックシェッドが後付!を確定付けるこの
姿。従前の坑門が見えてますからねえ〜。

 藤棚反対側の坑口です。
 緑をたっぷり盛られたロックシェッドが自身の必要性を実証しているようです。
 ロックシェッドからの風景。
 スペシャルハイヤーのCR−Vさんはこちらから
やってきました。

 この上灘隧道がらみでさらに謎を呼ぶ情報が
存在していますが、そこんところは「隧道探訪」様
にお任せするとして。。。

 さあ、次の物件へGO!

 以降、 
中盤戦 へ!