ねじりまんぽ(斜架橋)
橋梁名 | 路線 | 備考 | ||
所在市町村 | ||||
訪問日 | ||||
調査完了物件 | ||||
1 | 甲中吹橋梁 | JR東海道本線 | 訪問が容易な物件。基本人道のようだ。 アーチ環の迫出しが特徴。 |
|
岐阜県瑞穂市 | ||||
2010年5月訪問 | ||||
2 | 甲大門西橋梁 |
JR東海道本線 | これも訪問が容易な物件。基本人道。 アーチ環の迫出しが特徴。 |
|
岐阜県大垣市 | ||||
2010年5月訪問 | ||||
3 | 小田原川橋梁 | JR東海道本線 | 水路ではあるが水深は低く、長靴で注意すれば降りられる。 坑門が残念改修されているが、内部のねじりは綺麗に残る。 |
|
岐阜県不破郡関ヶ原町 | ||||
2010年5月訪問 | ||||
4 | 穿屋川橋梁 | JR東海道本線 | 水路で長靴必要な上内部狭いので、オススメはできないが見る価値あり。 内部でアーチ3層分広くなっていて、そこがねじってある。 「宮様の石橋」さんに教えて頂いた新ノミネート物件。 |
|
岐阜県不破郡関ヶ原町 | ||||
2011年10月再訪ねじり確認 | ||||
5 | 市三宅田川橋梁 | JR東海道本線 | 水路だが水がないことが多く、比較的容易に見られる。 ねじり斜角が緩い物件でインパクト低い。 |
|
滋賀県野洲市 | ||||
2011年3月訪問 | ||||
6 | 狼川橋梁 | 旧JR東海道本線 | 廃トンネル物件。両側の坑門から数mのみ残存。 車道に近い方(東側)はすぐに訪問できる。 ねじりに規則性がなく、謎の多い物件。 |
|
滋賀県草津市 | ||||
2011年3月訪問 | ||||
7 | 浅川橋梁 | JR東海道本線 | 市街地に完全暗渠用水路として存在。訪問は全くオススメできない。 南側2mのみねじりまんぽであとは通常アーチのレア物件。 当方「くるまみち」の探索時に発見。新ノミネート物件。 |
|
滋賀県大津市 | ||||
2011年3月訪問 | ||||
8 | 兵田川橋梁 | JR東海道本線 | 水路で長靴が必要。高低差があるので接近には注意が必要。 内部アーチの目地が雑だが煉瓦の色が鮮やかなので写真写りが良い。 |
|
滋賀県大津市 | ||||
2011年5月訪問 | ||||
9 | 篠津川橋梁 | JR東海道本線 | 兵田川橋梁にほど近い物件。立地も似ている。 目地がやはり雑だが写真写りは良い。 |
|
滋賀県大津市 | ||||
2011年5月訪問 | ||||
10 | 旧東川橋梁 | 旧JR東海道本線 | 水路だが車道から注意すれば降りられる。長靴必要。 ねじり斜角が鋭く、見る価値あり。 |
|
滋賀県大津市 | ||||
2011年5月訪問 | ||||
11 | 馬場丁川橋梁 | JR東海道本線 | 廃水路?水がない。容易に入れる。比較的小さめ物件。 ねじりアーチ内部に謎の切石が突き刺さっている。 切石の側壁とねじり煉瓦を受けるのにイギリス積み煉瓦を2層用いている。 |
|
京都府京都市西京区 | ||||
2012年3月訪問 | ||||
12 | 円妙寺橋梁 | JR東海道本線 | 照明もあり、人道として正式に存在するがあまりにも小さい物件。 ねじりまんぽ史上最少物件。 だが施工は丁寧で「沈み目地」を用いて大変美麗。 |
|
京都府乙訓郡大山崎町 | ||||
2010年3月訪問 | ||||
13 | 奥田畑橋梁 | JR東海道本線 | 一応車も通るようだが、アーチの傷が車両を選ぶことを物語る。 数少ない総煉瓦造りのねじりまんぽ。 |
|
大阪府高槻市 | ||||
2007年11月訪問 | ||||
14 | 門の前橋梁 | JR東海道本線 | 完全に車道として機能している。車道としては最大のねじりまんぽ。 ねじり煉瓦に併せて加工された迫受石が美麗。 |
|
大阪府茨木市 | ||||
2008年9月訪問 | ||||
15 | 東皿池橋梁 | JR東海道本線 | 人道として使用されている。 長手積みシートで覆われてねじりが見えない (一部剥がれている所でねじりは確認できる)。 |
|
兵庫県西宮市 | ||||
2010年9月訪問 | ||||
16 | 第248号橋梁 | JR関西本線 | 河川の隧道的に存在する。堀が深くアプローチが困難な物件の一つ。 アーチ環の迫出しが特徴。比較的大きな物件である。 |
|
京都府相楽郡南山城村 | ||||
2010年6月訪問 | ||||
17 | 第272号橋梁 | JR関西本線 | 廃水路で片側はコンクリートで塞がれている。 駅前立地で接近には鉄の心臓が必要。 長手積みとねじりが不揃いでころころ変化する史上最大の謎物件。 |
|
京都府木津川市 | ||||
2011年1月訪問 | ||||
18 | 烏谷川橋梁 | JR関西本線 | 河川の隧道的に存在する。堀が深めでアプローチには注意が必要。 坑門の風化?が激しい。 迫受石を内部側壁の切石とは異なるものを使用している。 |
|
三重県伊賀市 | ||||
2010年5月訪問 | ||||
19 | 第91号橋梁 | JR山陰本線 | 暗渠の改修工事が進む南部の中で辛うじて残された逸品。 接近は容易だが、見過ごしてしまう可能性大。 ねじりが鋭く見応えある。 |
|
京都府南丹市 | ||||
2010年12月訪問 | ||||
20 | 第130号橋梁 | JR桜井線 | 奈良県内で数少ない煉瓦アーチ。桜井線の煉瓦アーチもここのみ確認。 史上最悪の環境化で残されており、接近は甚だお勧めしない。 内部は長靴でも厳しい水位。 |
|
奈良県大和高田市 | ||||
2012年6月内部確認 | ||||
21 | 東除川橋梁 | 南海高野線 | 数少ない私鉄のねじりまんぽ。比較的背の高い物件。 水路は深いが長靴で注意すれば接近可能。 アーチ環がコンクリ補修されているのが残念。 |
|
大阪府大阪狭山市 | ||||
2011年12月訪問 | ||||
22 | 六把野井水橋梁 | 三岐鉄道北勢線 | 唯一無二のコンクリートブロックねじりまんぽ。 水路と人道兼用で、訪問時は手入れがかなりされていて見応えあり。 楯状迫石を使用。最も橋梁らしい物件である。 ※煉瓦みち三重県内に掲載。 |
|
三重県いなべ市 | ||||
2011年2月訪問 | ||||
23 | 粟田口橋梁 | 旧琵琶湖疏水インクライン | ねじりまんぽ中最も有名であろう物件。訪問も観光気分でできる。 琵琶湖疏水の旧インクライン下にある非常に貴重な物件。 装飾もねじりまんぽ中随一。 ※特殊トンネル集人道隧道内に掲載。 |
|
京都府京都市東山区 | ||||
2007年11月訪問 | ||||
24 | (仮称) 明治熊野街道の橋梁 |
明治熊野街道 | おろろん氏により発見された道路由来?のねじりまんぽ橋。 「廃道をゆく3」でもおろろん氏執筆により取り上げられた。 資料が残らず詳細は未だ不明。 |
|
三重県多気郡大台町 | ||||
2011年2月訪問 | ||||
25 | 眼鏡橋 | えちぜん鉄道 | 土木学会選近代土木遺産Bランク。 大正2年に建設されたねじりまんぽ形式の跨線橋。 跨線橋部門とねじりまんぽ部門重複登録。 |
|
福井県坂井市 | ||||
2014年5月訪問 | ||||
26 | 車場川橋梁 | JR信越本線 | 迫受石の大きさが最大の特徴。 アーチ部の古いコンクリ補修を始め、全体的に痛みが酷く保存状態が極めて 悪い。 |
|
新潟県新潟市秋葉区 | ||||
2018年8月訪問 | ||||
27 | 欅坂橋梁 | JR日田彦山線 | 6層ある巻厚末端部の内側1層を鋸歯状にし、残り5層はツライチにしてい る。他にこのような施工例がなく、内部の巻き立て状況が気になる。 |
|
福岡県田川郡香春町 | ||||
2023年4月訪問 | ||||
28 | (仮) 戸町の石橋 |
一般市道 | これまた唯一無二の石造りねじりまんぽ。 ねじりまんぽの道路橋梁としては2例目。 径間実測約2.25m 直角径間長実測約1.24m(約4尺)。 五角形の江戸切り要石を有する。迫石も江戸切り。 斜角がトップクラスに鋭い |
|
長崎県長崎市戸町4丁目 | ||||
2023年5月訪問 | ||||
29 | 折尾高架橋 | 旧西鉄北九州線 | 3連橋梁で、車道部分のアーチのみがねじりまんぽになっている。 迫受石は両側の坑門に1セットずつ配置されている。 目立った補修の跡もなく、残置状態は良好。 |
|
福岡県北九州市 | ||||
2024年4月訪問 | ||||
30 | (仮) 皇后崎橋 |
道路由来? | 鹿児島本線(筑豊本線並走)と旧西鉄北九州線の間に取り残された謎の 多いねじりまんぽ。 今昔マップでは横断する道路が視認できるため、どちらかの路線開業時に 建造された道路橋と判断している。 |
|
福岡県北九州市 | ||||
2024年4月訪問 | ||||
未調査物件 | ||||
消滅物件 |
||||
安井橋梁 | JR東海道本線 | 1873年(明治)6年2月竣工 径間長1.52m(5尺)の記録がある。 さくら夙川駅(2007年(平成19年)3月18日)開業に伴い消滅。 最も最近消滅した物件。 |
||
旧木仙上谷橋梁 | JR東海道本線 | 1872年(明治)5年4月竣工 径間長1.70m(5尺6寸)/直角径間長1.52m(5尺)の記録がある。 1993年(平成5年)撤去。 |
||
※記録:「鉄道線路各種構造物明細録・第一篇」鉄道庁(1892)より |