(仮)水無谷隧道


奈良県


その3

  

                   2010年5月再訪

 車道の痕跡を残す地図にない水無谷沿いの
道筋。
 左手には。。。
 炭焼きの石組み釜のようです。
 かつての暮らしが垣間見えます。

 んんん!?
 道筋が水無谷の川筋方向に向いています。。。が、橋はなし。
 よーく見ると対岸に道筋が続いているような。。。橋梁消失か。。。
 対岸の道筋と思われる箇所に、橋梁の石組み
橋台の跡が見られます。
 あそこから手前に橋が架かっていたようです
ねえ。
 (カーソルオン)
 こちら側のも橋脚の基礎跡が残されています。
 ここに刺さっていたのは木の橋脚でしょうか。。。
 石材やコンクリートなら残りそうですからねえ。

 靴を濡らしながらなら渡ることが可能です。
 ここは真ん中付近です。
 右側から来て、左側に林道は伸びています。
 水無谷の川の流れが左側に変わりました。
 しっかり車道らしさを保っています。
 まさかこんな山深き地図にない場所にこのような
車道規格の林道が残っていようとは。。。
 をを?
 少し狭まってますねえ。
 綺麗な切り通しです。
 明らかに人道としてではなく、車道、あるいは
軌道として整備された形跡を感じます。
 かつては橋梁があったのでしょうか。
 仮設と思われる人道用の丸太橋も既に朽ちか
けています。

 この付近で初めての滝の流れ。車道を横切って水無谷に合流しています。
 ということは橋梁があったのか。
 寸断された道筋の対岸、やや左手が人工的に
傾斜しています。その上が路盤のようです。

 対岸の路盤に降り立ち振り返り。
 おお!はっきりとした石積みの橋台が見えます。かなり原型を留めています。
 変わらず広い道幅を維持する水無谷の隠れ
林道。隧道はどこだ。。。
 栗平の素掘り隧道から現在までの行程です。
 どんどん奥に入っていきます。

 水分補給!
 ずっと車道幅を続ける地図にない廃林道。
 
 以降、
その4 に続く!