三菱発動機可児久々利地下防空工場隧道群


岐阜県

その20

  


 さあさあさあ!誰が頼んだ第三部(爆)
 中途半端の離脱は許しませんよおおお!

 第一部、第二部でレポート数19本!キリの
良いレポート20からはついに東坑へのアタッ
クを開始します!
 この東坑は北坑、南坑とは完全に独立し
た場所に存在するわけですが、三菱発動機
の地下工場であることは同じです。
東
 これが東坑の山塊です。北の端になりますが、手前の土砂が全てズリのようです。冬枯れして、その土砂量が
よくわかります。
 それにしても大分岩岩しいですねえ。この中に異空間が広がっているとは。。。とても思えませんな。
東  ここが最も分かり易い穴ではないでしょう
か。
 この前は広場になっており、なんと。。。
 ゲートボール場があります。
 普通にゲートボール会場から丸見えなん
ですよ、これが。。。
 しかもここと北寄りにもう一か所開口。
 ここの地域では当たり前の光景なんです
ねえ。

 それでは第三部の概要をご説明します。
 東坑は、計画図では変則ながら本坑は12本と推測されております。
 よって誠に勝手ながらこのように付番させて頂きました。今回入口はゲートボール場の真ん前に口を開けている
わけですが、番号的には東7坑の坑口と推測されます。
 。。。しかし。。。これが一筋縄ではいかない状態に。。。
 計画図と異なる個所が散見されるんです!
 とにもかくにも、第三部、開始します!!!
東  東7坑坑口。。。のはず。。。
 あまりにも綺麗な床面、整備してるの!?
ってぐらいの印象を受けます。
 この坑口の右隣に。。。
東  ちーさい穴が開いておりました。
 なんでしょうねえ。お地蔵様が入っていた
んでしょうか。
東  さあ!東7坑突入だ!。。。って。。。
 えええ!?
 まさかの入洞すぐのYの字分岐です。。。
 いきなり計画図と違う。。。
 こんな感じ?でしょうか。
 青ラインが計画図にある線形です。
 赤が計画図にない未知の坑道です。。。
 いきなりやってくれるぜ東坑!
 方角が分からなくなりましたな。。。
 完全洞内分岐。
 いいすよねえ、この線形。
東  向かって左手の坑道。
 こちらが恐らく東7坑の本坑に繋がると
思われます。
 向かって右側。。。
 これは。。。東6坑に向かっているのか!?
西  振り返り。
 全開の坑口。。。なんだかなあ。。。
 取りあえず何でか右側の坑道を選択しま
した。
 どこに向かうのかはっきりしないままです
が、先に進みます。
 おお!分岐が出てきました!
 見にくいですが、歪んだ十字路になって
おります。
 こちら側の坑道が斜めから入っているよ
うです。
 
西  先ずは向かって右側の坑道。。。って。。。
 おいおい、いきなり瓦礫封鎖ですがな。

 方向的には東7坑坑口と並行ではないか
と。。。
西  その瓦礫の向こうは。。。水没!
 満面と水を湛えております。
 むむむううう。。。長靴では行けんか?

 (写真提供:おろろん氏)
西  おおお、何とか行けそうや。。。
 ざぶざぶざぶ。。。
 行ける所は行っとかんとね!

 (写真提供:おろろん氏)
西  しかし。。。むうう、長靴限界や。。。
 って、その先に光が見える!?
 洞内は先で右にカーブし、その先から光が
漏れています。
 どうやら貫通しているようです!

 あの方向は、今回入った坑口と並んでいる
可能性が高いので、改めて確認しに行こう
と思います。
東  振り返り。
 おろろんさんが後方支援してくれてました。
東  こっちから見ると、きれいに瓦礫を積み
上げておるのが分かりますなあ。
東  瓦礫を乗り越えると、正面には巨大な
空間が。
 そう、これが恐らく東6坑の本坑と思われ
ます。
 取りあえずここはパスして、右に。。。
南  これが東坑の西側横坑と思われます。
 横幅は十分なんですが、天井が低いです
な。。。
南
 ものっすごい楕円な空間が広がります。
 なんなんでしょう、北坑ではあまり見なかった光景です。
 先に十字路がありますな。
南  もうちょっと近づきます。
 なんか向こうに向かうほど天井が低くなっ
てきているような。。。
 で、向こうから右に向けて床面が凹んで
きているような。。。?
 その凹みは。。。やっぱり、右側の坑道に
向かっています。
西  そして。。。あああ、またしても水没。。。
 この凹みは、大雨時に水が流れた大きな
爪痕かもしれません。
西  ここも長靴で行ける所まで行ってみよう
と思います。
 ここはだいぶ溜まっている感じがします
が。。。
西  案の定あっという間に長靴限界水域に。
 ここまでやな。。。

 (写真提供:おろろん氏)
西  限界地点より。。。って、おお?
 ここも光が見えます!貫通してますな!
 坑口前で右カーブしているようです。
 右隣の東6坑の水没と同じですな。
東  振り返り。
 後方支援のおろろん氏またも激写(笑)
東  ここは東5坑の西側坑道ですな。
 戻ります。
 この後十字路になり、目の前に東5坑の
本坑が出てくるんですが、これまたインパク
ト大!
 ですが、そのレポはまた今度ってことで
写真は敢えて載せません〜
南
 本坑は置いといて、西側の横坑を東1坑に向けてひた歩きます。やっぱり端っこからレポした方が分かり易そう
ですからね!
 。。。その後東4坑、東3坑の本坑が左手に見えましたが、右手に西側坑道は確認できませんでした。
 それにしても。。。天井がでら低い!足元も水溜りになっていて、お世辞にも環境は良くないです。

 さあ、頼んでもいない第三部が始まったわけですが、のっけから計画図と異なる線形で狼狽えました。。。
 マップは敢えて第一部第二部でご紹介した北坑もまるまる残してあります。東坑のマップが明らかになるにつれ、その巨大さを是非ご体感下さい!
 東7坑西側坑口(入洞した坑口)、東6坑・東5坑水没西側坑口を確認まで行いました。
 次回は東1坑まで到達してから東2坑。。。とレポしていきたいと思います!
 その過程で。。。この地下工場を初めて紹介した時にトップ画像に掲載した、あの巨大「た○こう」がつい
に登場!やっとか。。。 乞うご期待!

以降、 
その21 に続く!