三菱発動機可児久々利地下防空工場隧道群


岐阜県

その18

  


西  さてさて、北坑の水がめも制覇したところ
で、ちょっと原点に戻りましょうか。
 そもそも。そもそもの柿下隧道、所謂元来
の車道隧道のレポートしましたっけ?ってな
話です。
 これがまたまだなんですよね〜。
 ってことで今回は柿下隧道のレポからスター
トします。

 ご覧の穴は、レポート1にて最初に突入し
た北1坑東側坑口です。
 いっちばん最初に来た時はここが柿下隧道
の坑口だと思ってたんですが。。。
西
 実は一本南側が本来の柿下隧道坑口でした。うむ!車道隧道坑口っぽい!
 って、「その1」で一応この姿だけは紹介していましたねえ。

 全国道路トンネルリストによると。。。

 
柿下隧道 
 1960年(昭和35年)竣工 延長205m 有効高2.5m 幅員3.0m


 だそうです。
 しかしこの竣工年度が?ですねえ。終戦は1945年、地下工場の建設はその1年2年と変わらない時期だった
と思われます。
 要するに、地下工場隧道の一本を車道用として転用したのが1960年だ、ということでしょう。
東  振り返ると、フラットダートが隧道方面を無視
した線形で左に曲がっています。
 いつから封鎖したんでしょうかねえ。。。
西  真新しい開閉機能を有したフェンスにて封鎖
されております。
 いやあ、一度でいいからここを車で抜けて
みたかったですね〜
 
東  振り返り。
 その植生ぶりは廃道そのものですが、何
となく時々は車が入っているような気もしま
す。
西  内部です。ちょっと水没してますな〜。
 洞内は車道らしく広く確保されています。
 しかしガチ素掘りのまま!しかも反対側の
光が見えませぬ。
東  振り返り。
 ちょっと右上が凹んでますな。しかしながら
幅高さ共に十分な高さを確保してますな。
東  ちょっと引いて。
 水溜りの手前の床面にはダブルトラックが
鮮明に残っています。
東  これは別の時期に撮影したものです。
 ここでは水溜りが全くありませんねえ。
 ダブルトラックがより鮮明です。
西  サブカメラ使用につき低画質ご容赦下さい。

 少し西進すると、十字路が出てきます。
 一般的な車道隧道でこんな十字路ってあり
えます!?
 ここが通行可能だったら車で通った時に
さぞかし驚いたことでしょうねえ。
北  向かって右側、北1坑方面ですな、
 瓦礫がうず高く積み上げられております。
北  あまりにも高く積まれていて、先に進むのが
困難です、が。。。
 どうやらすぐに終点のようです。

 そらそうです。北1坑側からこちら側への
横坑は確認できませんでしたんで。
南  瓦礫の上から振り返り。
 まだ見ぬ南坑への穴が開いております。
 あっちも瓦礫が多いですな。。。

 南坑の探索は第四部にてレポートします
んで、それまでお忘れなきよう。。。
 (因みに今は第二部です。。。念のため)
西  後ろ髪引かれつつ柿下隧道の探索を続け
ます。
東  綺麗な画像が残っていました。
 振り返りの画像ですな。
 よく見ると電燈が付いてましたな。
 電柱とかに付いている街灯を転用した感じ
ですかねえ。
 今も通電しているんでしょうか。
西  さらに少し西進。
 するとまた十字路?が。いや、これは。。。
西  向かって右側。。。を向く必要もなく。。。
 ちょっと凹みが入っている程度ですな。
西  向かって左側も同様。
 単なる凹みになってますなあ。

 両側とも掘りかけってことなんでしょうか。
西  そして。。。左にのみ横坑が開口する場所
が出てきました。
 ここは、こここそは。。。
南  閂ニテ阻マレシ開ズノ鉄扉

 まさしく南坑、魔界への入口です。北坑が
天界なら南坑はまさしく魔界。。。それほどの
禍々しき光景がこの奥に広がっています。

 この扉を開けるのは第四部でございます。
 心して待て!
西  いやあ、画質悪いですね〜。
 機会があれば再撮影して差し替えたいと
思います。。。

 南向きの開かず鉄扉を通過しさらに西進。
 んんん?
 ナンダ?この線形は。。。
 ダブルトラックは右側の横坑に吸い込まれ、
直進は。。。土嚢!?
 そして左手にも穴がある?
南  左手は。。。埋まってる!?
 。。。いや、よく見ると凹みのみで、そこに
土砂が詰め込まれているだけのようです。
北  そしてダブルトラックの向かう右側の横坑
は。。。
 全開の鉄扉!
 そう!こちらが天界!北側への解放された
入口です。
南  天界側(北1坑側)から柿下隧道方面を
見た映像です。
 この映像も「その1」で使用しています。
西  そして柿下隧道本来の線形であろう正面
は。。。
 天井までみっちりと土嚢が積まれており
ました。。。なんじゃこりゃ!?
西  幸い土嚢には左側に隙間があり、体を通す
ことができました。
 土嚢を抜けると。。。おお!光が!
西
 やっと美麗な画像が出てきました。
 西側坑口はコンクリート壁で塞がれているようですな。
 それにしても車道隧道としてはえらく不安定な状態で放置してありますねえ。巻き立てとか吹き付けとかの
処理が一切されていません。
西  205mは長いですなあ。それがオール素掘
りですから、現役だったら結構大きな物件
なんですがねえ。
東  坑口から振り返ると。。。

 むお!?穴がもう一個!?
 右側が正規の柿下隧道。左側は謎の分岐
です。
 洞内分岐ですな!
西  ぴったり封鎖しないのが親心?を感じます。
 これなら外に出られそうです。
西  無事脱出!って。。。ええ?
 狭!車道?
西  狭すぎや〜
 これは普通車行けるか!?ってくらい狭い
です。
 しかもあの側溝の蓋は新しそうですが?
 謎な道です。
東  振り返り。
 柿下隧道西側坑口です!
 こっから見るとぴったり閉塞しているように
見えますな。
東  どれだけ狭いかと言うと。。。
 おろろんさんに挟まって頂きましたw
 結構広く見えていやらしく岩がでこぼこして
いるんですよね〜。

 (写真提供 むねぞう氏)
西  内側より。狭いな〜、と皆さん思いつつ
脱出しています。

 この画像は2月の3次探索時のものです。
 
 メンバーは私とピカさん、おろろんさん、
むねぞうさん、そして遥々愛媛からお越しの
はみ男さんの5名探索でした!
 で、以降は3次探索時のお話になります。

 (写真提供 おろろん氏)

 今回は本来の車道隧道レポとなりました。車道隧道としても相当面白い物件となっております。
 兎に角わけのわからん分岐が多すぎです!
 前回北坑の残りの「?」全部攻める予定でしたが思いのほか柿下隧道で時間がかかりました。。。
 ので、次回「?」個所全部潰しますよ!

 以降、 
その19 に続く!