（仮）神谷トンネル by.くるまみち

（仮）神谷トンネル


	まだあります、高野山森林鉄道トンネル。このご紹介で通算７本目となります。それほどに広範囲に広がる関西が誇るべき林鉄です。　ここは、南海高野線の終着駅である極楽橋駅からすぐ近くの、一応県道118号、高野橋本線です。この県道は非常に曖昧で、高野山麓では分断が相次ぎ、４つに分裂しています。
	写真の場所は南の高野町内路線から２本目の分断路線です。（左上の地図の場所です）ただ、道自体が分裂している訳ではなく、この孤立県道の両側は町道と高野森脇林道に変化しております。
	その県道にある構造物ですが。。。何か骨組みしかない気がします。かつてはロックシェッドかスノーシェッドの役割を担っていたと思われます。
	県道左手の斜面下には高野線が走っています。本当に山中奥深くを上っていく路線です。
	シェッドを見上げると、その朽ち果てぶりがよく分かります。コンクリが剥がれ落ちて鉄骨が見えています。　こういうのは撤去してしまわないんですかねえ。
	次に現れるのは、急めの右カーブ。　切り通しか、さては隧道を思わせる線形に遭遇します。
	をを。。。　隧道でなくて残念ですが、しかし深狭いこの切り通しには驚かされます。
	すわ廃線橋梁か？？？　と、色めきたちます。
	橋の上まで来て。。。うーん。。。　どうでしょう。古民家がえらく迫り出しています。　先の町道整備の過程で地形が変わっている可能性があるので、何とも言い難い状況ですがただ、軌道跡が現在の県道を橋梁で跨いで南海高野線の手前でインクラインになっていたようですので、この橋梁がかつては軌道用であった可能性は充分あります。古民家ですが、軌道廃止後の建物かもしれませんし。。。
	古民家を通り過ぎると真っ直ぐは道幅が何とか残る程度の明らかな籔に覆われた廃道、この写真で言えば右手を下れば、大切り通しの道と合流します。　元は古民家がなく、３方向に分かれる分岐地点であった可能性があります。　右手の下りは元々下ってなくて、高野森脇林道を造る際に掘り下げられているかも知れません。
	この廃道は延々極楽橋駅まで続いています。何とか最後まで行きましたが、とんでもなく荒れています。途中で道がなくなったりしてますので、ここの進軍は全く薦められません。この道は、かつて極楽橋駅まで続いていたトロッコ軌道ではないでしょうか。その後、道路に転用され、もっと広い現在の県道ができたために廃道になったのではないでしょうか。　この廃道の下手に県道、上手に高野森脇林道という位置関係にあります。　通行者は電柱のみです。最後まで電柱が刺さり続けています。
	行き着く先にはこんな大規模なものがひっそりと佇んでいます。道は閉ざされており、一般の方は来れないのではないでしょうか。
	上の写真の場所から見た景色です。分かる人は分かるかも知れません。　真ん中からトンネルくぐって左奥のが南海高野線。左よりのうね橋は県道です。あれが最初から存在するとは思えませんし、この道が最初の道＝軌道跡ではないでしょうか。
	。。。大幅に脱線しました。　さて、元に戻って深い切り通しを抜けて振り返り。　橋梁は２本架っています。奥のがさっきので、手前の橋梁は木製主体でもうぼろぼろ。とても使えたものではなさげです。
	その大切り通しを過ぎてすぐ、道は２手に分かれます。　。。。。。。。。。　早朝に探索に来たのですが、突然交通量が増えました。ただそれはこちら側、大切り通し方面ではなく、左手から上って来て、急角度で左折し、奥手に車が続々と入っていきます。　どうやら、この道は地元の方々の超裏ルートのようです。国道370号から480号、国道371号の２つのルートの他に第３ルートがあったとは。。。確かにここからでも九度山町に抜ける事は可能です。　そしてまた県道表示は、写真手前の大切り通し方面から左手の下りルートを指し示しています。奥方面は高野町街に抜ける実際の裏ルートですが、町道（林道？）の扱いです。
	地図で言うとこの辺です。
	さるサイト様情報によると、森林軌道は大切り通し付近から上の写真付近を通過していったようです。　で、写真の場所に来たのですが、この辺で少し旧来の軌道跡が左側にふくらんでいくはずなのですが、町道はやや右にかたむきつつまっすぐ進んでいきます。。。　左に道筋は見えないんやけどなあ。。。
	ここまでの超推測ルートをヘタクソですがマッピングしました。　もう大分ヤマ勘です。（修正版です。）
	上の写真から林道は右急ターンして徐々に勾配を稼ぎます。　恐らくこの林道とシンクロしていくんだとは思いますが、上の写真の場所だけはどうも事前の調査とは一致しません。　で、実は急ターン路直前から、先の地図の通り未舗装の林道が派生しております。　それがこの写真です。この林道が何か軌道跡と関係があるのか。。。？
	そんな中、ふと左手、植林された林に目をやった時のことですが。。。　右奥にはこの林道の続きが見えますがそこではなくて。。。画面中央に何か。。。？　写真では見にくいですが、その時は視線がフリーズしました。。。
	。。。。。。。。。。。。。！！！　なんか居ます。。。暗い影が。。。居ます。。。　なんか突然予想もしない場所なのですが、その視線の先にあるものは？？？以降、後半戦へ！


	まだあります、高野山森林鉄道トンネル。このご紹介で通算７本目となります。それほどに広範囲に広がる関西が誇るべき林鉄です。　ここは、南海高野線の終着駅である極楽橋駅からすぐ近くの、一応県道118号、高野橋本線です。この県道は非常に曖昧で、高野山麓では分断が相次ぎ、４つに分裂しています。
	写真の場所は南の高野町内路線から２本目の分断路線です。（左上の地図の場所です）ただ、道自体が分裂している訳ではなく、この孤立県道の両側は町道と高野森脇林道に変化しております。
	その県道にある構造物ですが。。。何か骨組みしかない気がします。かつてはロックシェッドかスノーシェッドの役割を担っていたと思われます。
	県道左手の斜面下には高野線が走っています。本当に山中奥深くを上っていく路線です。
	シェッドを見上げると、その朽ち果てぶりがよく分かります。コンクリが剥がれ落ちて鉄骨が見えています。　こういうのは撤去してしまわないんですかねえ。
	次に現れるのは、急めの右カーブ。　切り通しか、さては隧道を思わせる線形に遭遇します。
	をを。。。　隧道でなくて残念ですが、しかし深狭いこの切り通しには驚かされます。
	すわ廃線橋梁か？？？　と、色めきたちます。
	橋の上まで来て。。。うーん。。。　どうでしょう。古民家がえらく迫り出しています。　先の町道整備の過程で地形が変わっている可能性があるので、何とも言い難い状況ですがただ、軌道跡が現在の県道を橋梁で跨いで南海高野線の手前でインクラインになっていたようですので、この橋梁がかつては軌道用であった可能性は充分あります。古民家ですが、軌道廃止後の建物かもしれませんし。。。
	古民家を通り過ぎると真っ直ぐは道幅が何とか残る程度の明らかな籔に覆われた廃道、この写真で言えば右手を下れば、大切り通しの道と合流します。　元は古民家がなく、３方向に分かれる分岐地点であった可能性があります。　右手の下りは元々下ってなくて、高野森脇林道を造る際に掘り下げられているかも知れません。
	この廃道は延々極楽橋駅まで続いています。何とか最後まで行きましたが、とんでもなく荒れています。途中で道がなくなったりしてますので、ここの進軍は全く薦められません。この道は、かつて極楽橋駅まで続いていたトロッコ軌道ではないでしょうか。その後、道路に転用され、もっと広い現在の県道ができたために廃道になったのではないでしょうか。　この廃道の下手に県道、上手に高野森脇林道という位置関係にあります。　通行者は電柱のみです。最後まで電柱が刺さり続けています。
	行き着く先にはこんな大規模なものがひっそりと佇んでいます。道は閉ざされており、一般の方は来れないのではないでしょうか。
	上の写真の場所から見た景色です。分かる人は分かるかも知れません。　真ん中からトンネルくぐって左奥のが南海高野線。左よりのうね橋は県道です。あれが最初から存在するとは思えませんし、この道が最初の道＝軌道跡ではないでしょうか。
	。。。大幅に脱線しました。　さて、元に戻って深い切り通しを抜けて振り返り。　橋梁は２本架っています。奥のがさっきので、手前の橋梁は木製主体でもうぼろぼろ。とても使えたものではなさげです。
	その大切り通しを過ぎてすぐ、道は２手に分かれます。　。。。。。。。。。　早朝に探索に来たのですが、突然交通量が増えました。ただそれはこちら側、大切り通し方面ではなく、左手から上って来て、急角度で左折し、奥手に車が続々と入っていきます。　どうやら、この道は地元の方々の超裏ルートのようです。国道370号から480号、国道371号の２つのルートの他に第３ルートがあったとは。。。確かにここからでも九度山町に抜ける事は可能です。　そしてまた県道表示は、写真手前の大切り通し方面から左手の下りルートを指し示しています。奥方面は高野町街に抜ける実際の裏ルートですが、町道（林道？）の扱いです。
	地図で言うとこの辺です。
	さるサイト様情報によると、森林軌道は大切り通し付近から上の写真付近を通過していったようです。　で、写真の場所に来たのですが、この辺で少し旧来の軌道跡が左側にふくらんでいくはずなのですが、町道はやや右にかたむきつつまっすぐ進んでいきます。。。　左に道筋は見えないんやけどなあ。。。
	ここまでの超推測ルートをヘタクソですがマッピングしました。　もう大分ヤマ勘です。（修正版です。）
	上の写真から林道は右急ターンして徐々に勾配を稼ぎます。　恐らくこの林道とシンクロしていくんだとは思いますが、上の写真の場所だけはどうも事前の調査とは一致しません。　で、実は急ターン路直前から、先の地図の通り未舗装の林道が派生しております。　それがこの写真です。この林道が何か軌道跡と関係があるのか。。。？
	そんな中、ふと左手、植林された林に目をやった時のことですが。。。　右奥にはこの林道の続きが見えますがそこではなくて。。。画面中央に何か。。。？　写真では見にくいですが、その時は視線がフリーズしました。。。
	。。。。。。。。。。。。。！！！　なんか居ます。。。暗い影が。。。居ます。。。　なんか突然予想もしない場所なのですが、その視線の先にあるものは？？？以降、後半戦へ！