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「くるまみち」レポから、「でんしゃみち」に変わ
ってしまった和歌山隧道レポではありますが、
今更止められるか〜!ということで雪化粧にも
めげずに探索再開致しました。
前回まで、高野山森林鉄道隧道として現存確
認しているのは、「下古沢隧道」「中古沢隧道」
「上古沢隧道」「花坂隧道」の計4つです。
その先にも隧道がある、それも完全な廃隧道
として。。。そんな情報を得ましてやって参りまし
た。
世は冬の真っ只中。南紀和歌山と言えども雪は
降ります積もります。ノーマルタイヤのよととは、
花坂から伸びる林道途中までしか登れませんで
した。 |
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今回から地図を参照できるように致しましたが、
行ってみて下さい、というものでは決してありませ
ん。頭にルートの臨場感を持ってほしい為にあえ
て載せることにしました。
写真は林道から崖下を覗いたところ。崖の手前
に1段道らしきものが窺えます。恐らくここは軌道
ルートか?
写真は西側を向いて撮影。 |
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で、東を向くと。。。あれれ??道がないぞ?? |
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林道沿いに途切れた先も見ていくと、途中から
道らしきものが復活しました。相当に自然に還っ
ていることが窺えます。 |
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少し進むと、人の手が入った石垣を発見。
その石垣の上に木造橋の遺構がみえる??
(左の大木の右上らへん) |
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やはりそうです。写真では見づらいですが、
橋脚となる木材が組まれ、その上に渡していた
であろう木材橋げたが脱落した状態で現存して
います。 |
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反対側から振り返って撮影。
桁がごっそり落ちてますが、こういう形で橋梁
があったと推察されます。 |
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ハーフサイズの切り通しですが、倒木に塞がれ
ております。切り通しの上を進みます。雪上に獣
の足跡があって、その足跡がなんだか道しるべ
のようによととを導いてくれます。 |
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細川〜上古沢ルートと比較して明らかに廃道
化が進んでいます。しかも、左上の斜面は伐採
が進んでおり、放置された大木が何度も行く手を
遮ります。 |
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ちょびっとこだわり撮影。
つらら越しに軌道跡を望む。。。なんてね。 |
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ここも橋梁跡のようです。上古沢方面と比較し
て、かなり簡素な作りをしていたようです。
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別の橋梁跡。こちらは総木材作りだが、現役時
代を思い浮かべられそうなぐらい残っています。
さすがに、角材1本渡りはできず、左の斜面沿
いに進みました。 |
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こういう背の低い橋梁あとも残ります。 |
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写真撮れていませんが、見た瞬間絶望感に襲
われるような倒木(密度の濃い枝が繁茂する巨
木)の連発に相当疲弊しました。橋梁の谷は浅め
ですが、倒木越え(本当によじ登らないとムリ)が
最強でした。疲れた。。。。 |
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どのぐらい倒木越えをしたか。。。遂にその姿を
捉えました! |
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雪の中誰を待つでもなく、それでもぽっかり穴
を開けておりました。
こんな所に。。。ちなみに林道からは随分離れ
ていると思われます。 |
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内部は水に浸っており、進む事ができません。
おく〜〜の方にうっすら陸地があるように見えま
が、基本水があったら進軍は致しません。
途中から素掘りとなるようです。 |
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いつものショット。
右側は水の通り道になっています。本来の高さ
がどっち側かいまいち分かりません。 |
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車道トンネルとの違い。
碍子が残っていました。 |
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向こう側へ行きたいんですが、林道凍結のため
この日は行く事ができませんでした。
また日を改めます。
また死にそうになりながら引き返しました、
とさ。。。
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