Get's ヘキサ
暗峠越え

    

 京都府は京都市右京区から南丹市をまたぐ国道
162号線にその隧道はあります。
 地図には「深見トンネル」と「深見峠」の記載はあり
ますが、峠道は点線であり、隧道の表記もありません。
 2001年9月に「深見トンネル」が完成してからは、
全く使用されなくなったようです。
 で、その旧道入り口ですが、頑丈な鉄柵に遮られて
車では進入できません。看板にはなぜか
「丹波広域基幹林道、深見大布施線」
という表記があります。旧道隧道についてのコメント
は一切ありません。
 鉄柵から500mくらいでしょうか、車高制限の囲い
とバリケードが見えてきました。
 ありゃ??
 車道は思いっきり自然に左に流れています。
 直線の車道はなかったことにしようと白線が弧を
描いてます。
 奥には威圧感たっぷりの隧道の姿が見えかけている
というのに!!
 左の道です。どうやらこれが「林道」のようです。

 隧道へ続く旧道に平行して轍のある細道があります。
旧旧道っぽいですな!なかなか愉しませてくれます。
 行ってみたいんですが、夕暮れが近かったため、
今回は断念。。。次回行ってみます。
 ガードレールを越えて追い越し禁止の2車線道の上
に立ちました。くらーい穴がぽっかりと何のガードもなく
口を開けてます。
 かなり不気味です。
 使われなくなって6年も経つとこんなに不気味に
なるんでしょうか。
 隧道の上は旧旧道が通っている気配があります。

 本当に真っ暗です。中には放置された資材らしきもの
があります。手前と奥で光っているものは霊ではなくて
ライトの反射板です(たぶん。。。ひー。)
 
 赤茶けていますが、いまでもはっきりと読みとれます。
 内部のフラッシュ映像。向こう側は見えません。
(ナゼかは後で判明)
 ほんとーーーに真っ暗です。常人を一切寄せ付けな
い空気を感じます。霊感全くないですが、それでも
寒気を覚えます。

 
 このぐらい真っ暗。
 でも通ってみたい気も捨てきれず(常人壊れよとと)
あーでもライト車に置いてきたよ。
無灯での進軍は絶対むりむりむりです。
しょうがない、引き返して、今度は反対側に
行ってみよう!


以降、後半戦へ!