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今度こその正しい道に導かれ、遂に真の未踏
区間に足を踏み入れました。
因みに奈津子さんとむねぞうさんはこの先を
進んでいます。しかし、隧道には辿り着いておられ
ないそうです。
その理由はある野生生物。。。 |
緩やかに下りに転じた父ヶ谷林道。その底にあったのはこれまた立派なガーダー橋。
ここから隧道までまだかなりの距離があります。 |
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北谷第1号橋(キタダニダイイチゴウバシ)
1982年(昭和57年)3月竣工
河川名は宮川です。宮川?
宮川貯水池を通過する宮川とはまた違うと思い
ますが。。。
父ヶ谷上流南谷の支流河川、宮川ってことで
しょうか。名称は北谷なんですがねえ。もう何が
何だか分かりません。
それにしても橋梁は全く危なげない感じです。
いつでも車が通れそうです。 |
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この橋梁からまた雪がべったりと残ってます。 |
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因みにこの橋梁は架け換えのようです。
旧はもうちょっと谷を巻く感じで奥にあったよう
です。
旧道のコンクリ擁壁とその先の橋台が残ってます。
橋自体は残ってません。 |
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日向区間でも結構残るようになってきました。
標高があがっている証拠ですな。 |
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少し進むと切り通しにやってきました。 |
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隧道にはせずに切り通し。
開削でも十分対応できる高さだったんでしょう
ねえ。 |
いやあ残雪量がはんぱないです。
ちょっと歩きにくくなってきました。完全に凍ってるわけではなく、踏むと時間差で微妙に沈むので歩きにくいんです。 |
比較的真っ直ぐ区間の続いた林道を進み、遂に本流を越える時が。
今までは父ヶ谷、南谷を右に見ながら進んできましたが、ようやく渡る時がきました。 |
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本流を渡す橋にしてはなんか素っ気ないコンクリ
桁橋です。そのため、中央に橋脚が一基あります。 |
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うーむ。。。
「紅壽橋」とか「北谷第1号橋」とか立派な名称
が付いてきた父ヶ谷林道ですが、南谷を跨ぐこの
コンクリ桁橋には何も名称がありません。
欄干すらありませんからねえ。 |
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南谷を遡上する道もさらに続いています。
時間的にこちらは行けそうもないです。 |
奈津子さんとむねぞうさんはここで撤退を余儀なくされたそうです。
前述の野生生物とは。。。そうスズメバチ!なんとこのコンクリ桁下にスズメバチの巣があったようです。
むねぞうさんが先行して橋脚を渡った際にスズメバチに囲まれたそうです。
一歩間違えれば生命に係わる危険生物の代表格です。ここでの奈津子さんの撤退決断は正しかったと思います。
今回確認したところ、巣の存在も確認できませんでした。どうやら以降に駆除されたようですね。
今回は安心して通過できます。
よって、ここからは5人全員誰も踏み込んだことのない未知の世界ということになります。 |
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今渡った無名の桁橋。
南谷の反対側に回りました。 |
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南谷から相当前に分かれた北谷に向かう林道。
その姿はさらに廃感を増していきます。 |
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この辺りは、天然更新展示林だそうです。
昭和63年4月現在、16年生のミズメ、ホオノキ、
カエデを展示しているようです。
営林署としての活動を積極的にしていたころの
看板でしょう。今は放置されてしまっているようで
すな。。。 |
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どんどん登って行きます。
車両はもうかなりの期間通っていないことが
分かります。 |
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こんな奥地でも生き残っているカーブミラー |
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いやあ、遠いですなあ。。。
皆、黙々と只管続く林道を登っていきます。 |
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小さなコンクリ桁橋の登場。
こんな奥地にまで。。。ご苦労様です。 |
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トラックでも通れるぐらいの幅を確保する桁橋。 |
ふと谷に目を向けると、今登ってきた道が遠くに見えています。
赤と青のラインがもう少し左側で接続してます。あそこが私が間違って青色に向かった分岐です。
青色もずーーーっと続いています。そう、リカバー不能なぐらい。。。
赤が今回向かったラインです。緑が北谷第1号橋です。うーむ、随分高く、遠い所まで登ってきたもんだ。。。 |
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さらに前進。
すると。。。何やら近代的な建物が。 |
おお。。。なんだこれは?
アンテナとソーラーパネルを見ると最近の代物というのが分かります。これが何かと申しますと。。。
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宮川ダム用の雨量観測所のようです。
設置は昭和57年1月13日。意外と古かったです
ね。ソーラーとかは後付けでしょうけど。
定期的に点検とか来てるんでしょうか。
来るなら我々と同じく徒歩でしょうが、大変です
ねえ。 |
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もう1枚プレートがありました。
ちゃんと来てますね!今年(2014年平成26年)
から遡ること5年前の平成21年に来たんですか
ね。当方は平成20年の5月に途中まで来ていま
す。
この平成21年には林道修復が完了し、車でここ
まで来れたのかもしれません。 |
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この時点で11時45分です。
いやあ遠い。
エンジンブレーキの下り。。。うーん、トラックなら
かなり怖いでしょうねえ。 |
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着実に隧道に近づいているであろうこの行程。
どんどん登ります。 |
いい林道ラインです。開削の苦労がうかがい知れますねえ。 |
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タイヤ製の駒止めです。 |
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大分空が近くなってきた感じがします。
かなり登ってきた証拠ですな。
さあ、そろそろクライマックスは近い!?
以降、 その8 に続く! |