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歩行行軍開始から1時間半。
遂に1個目の隧道に到着。
国土地理院の地図には隧道表記と九十九折れが
はっきりと掲載されています。 |
隧道方面から貯水池方面に向かって。
よーく見ると遥か彼方に九十九折れの車道が微かに。。。地図だとすぐに見えますが、実際はこんなに遠いんです。。。 |
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さあずんずん進みます。
それにしてもミラーの生存率が高いですな(笑) |
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洗掘ロードもちらほら。。。 |
上流方面です。なんだかすごい勢いで水が噴き出していますね。
滝ですかね? |
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どうやら父ヶ谷が2つに分裂するようです。
「北谷」と「南谷」
水は北谷から噴き出しているようです。
地図で見ると本流はどっちかわかりませんが、こう
して実際確認すると、南谷が本流なんでしょうか?
父ヶ谷林道はまず南谷を巻いて続き、北谷に向か
います。
果てしない行程ですなあ。。。 |
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南谷に入るゲートのような切り通し。
隧道にしてくれていてもよかったような場所です。 |
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日陰に雪が目立ってきます。
明らかに次のステージに入ったことを窺わせます。 |
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動物の足跡も目立ち始めます。
まあ、これだったら小動物でしょうけど。 |
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南谷をずんずん遡ります。
すると、看板がちらほら。。。 |
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錆びた看板が経年を感じさせます。
裏側にも看板あり地図が書いてありますが、文字
が殆ど判別できません。 |
2か所目の看板。これはよくネットでみかける光景です。
てか、6年余り前にも見てるはずですが。。。
ここから先は一般車両通行禁止となります。(今となってはここまで車で来る術はありませんが。。。)
因みに6年余り前はここまで車で来たはず。。。ですが、写真はありませぬ。。。 |
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これは見覚えあります!
そうそう、前もこんな感じで封鎖されておりました。
もう何年も解放されていないと思われます。
来るはずのない一般車を今でも頑なに遮るポール
ゲート2本。。。ミラーと同じくなんか寂しいですな。 |
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さあ、ここからはおよそ6年前にも車で通れなかっ
た道です。
ここを一人で地図も持たずに2本目の隧道を求め
て彷徨いだした6年前。。。ああ無謀。。。 |
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意外と安定した路面を保っています。
崩土は無くても木々が生えてきそうですが。。。 |
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暫く進むと。。。建物が見えてきました。
林業関連の施設と思われます。 |
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手前に安全第一の看板が。
これは三角形になっており。。。 |
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片側に
どの方法が安全か
もう片方に
注意にまさる安全なし
うむ、なんだか説得力を感じます。 |
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手前の物置きのような建物の他、奥に大きい建物
も見えます。
その物置の中に気になるものが。。。 |
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!!!!!!?
ななななんぞ、これ????
ラゾーミサイル 試験地
大杉谷国有林 一三林班い2小班
もう片側には
昭和五十五年四月設定
面積五・五八HA 昭・五五・四植栽
????????なんのこっちゃさっぱり分かり
ません。
全域 警笛 の看板も。。。
早速調べましたよ。
ラゾーミサイルは主に鳥害対策の複合型爆音器
だそうです。ドイツ製で結構高価なもののようです。
プロパンガスの爆発によって大きな音を出し、鳥
等を追い払う爆音器に、板や旗が同時に打ちあ
がって落ちてくるものを複合型爆音器、つまり
ラゾーミサイル(商品名)というそうです。
いやあ、ミサイルなんて物騒なネーミングなもん
だから何かとんでもないことを想像してしまいました
よ。。。
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他にも。。。
危 険
シカなどの防除試験中で特殊電流を流して
いるので電流発生装置や柵に一切触れないで
下さい。
尾鷲営林署
ヒノキ、スギの生産に相当力を入れていたことが
これらのことで分かりますね〜。
野生の生き物お断り!
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で、こちらが木造2階建ての立派な家屋。
どうやらこちらは従業員の宿泊施設になっていた
模様です。
この山中で寝泊まりですか。。。大変ですね。。。
で、今は無人で相当長い間使用されていません。
鍵が開いてたので、さらっと中を見ましたが今回は
割愛させて頂きます。 |
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10分強がさごそして満足。
さあ先を急ぎましょう。 |
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元々こういう色なのか、黄土色がかった看板
が。
南谷に入ってる感じがしますが、ネーミングは
父ヶ谷林道のままのようです。 |
ズームすると。。。いろいろ情報が確認できます。
家のマークが先ほどの建物で、現在地もすぐそこです。
落石注意、カーブ注意の南谷巻きルートを行くと。。。点線の隧道表記が!
これこそ我々が求める第二の隧道!
その後林道は北谷林道として延々北谷を巻いて続いています。あそこまで行くのは無理やな〜
取り敢えず隧道まで! 以降 その6 に続く! |