大阪府柏原市と奈良県香芝市の県境の峰を抜ける 鉄道が、近鉄大阪線です。 山あいではありますが、近くには大阪教育大があり、 国道165号線や、はては西名阪自動車道も抜けていく という、忙しない場所になっております。 その立地の中、最も峰の下部を通るのが鉄道で、トン ネルを利用して抜けております。そのトンネルの名前は 「新玉手山トンネル」というようです。地図でもその表記 ですし、一般的かとは思います。 で、あれば自ずと「旧」の方は玉手山トンネルのはず なのですが。。。お題はあえて「玉手トンネル」と致しま した。何でかは後ほど。。。 さて、場所はもともとの街道なのでしょうか、大きな碑 が佇んでいます。平行して左手に近鉄大阪線の線路が あり、右手は川です。 この旧街道?は奈良県側からは来れますが大阪側に 抜ける事はできません。 |
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ちょっと引きますと、トンネルの姿を捉えることができ ます。 あれが現役新玉手山トンネル。。。 |
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。。。では、ありませんでした。 複雑な架線を有し、その奥に若々しい面構えのトンネ ルが控えておりました。 こう見比べると、やっぱり古さが際立ちますねえ。 |
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もそっと近う寄りますと。。。おや??? 何と線路が残ってます。 架線がないので、もう使う事はないのかも知れません が、撤去されてないですねえ。 |
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こうして見ると完全に現行路線と接続しているように 見えますが。。。 |
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!!! 新トンネルには扁額が付いとります。トンネル名では ないようですが。。。 む、無念、架線と籔がうまく目隠しをして撮れません でした。「教学為○」なような。。。大学が関係している のでしょうか。 |
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改めて、旧トンネルです。 こうして見ると、現役ローカル単線風景として普通に 存在しそうです。 |
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。。。。。。。。。 申し訳ございません。。。東側坑口撮り忘れでござい ます。。。今、気が付きました。。。 坑口は後ほど西側をご紹介します。 それにしても、複線トンネルですね、幅が明らかに。 昔は複線だったのか、計画上複線で結局単線で終わっ たのか。。。って、他のサイト様の写真から複線で使用 されているのを見ました。 何で片側だけ残したんでしょうねえ。 |
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で、問題のトンネル名称なのですが。。。 錆びつつもはっきりと読み取れる銘板が残っており、 その名も「玉手トンネル」なのです。「山」はどうした、 ヤマは! どれが正解なのかが分からないので、銘板を優先し た次第であります。 「玉手トンネル」 延長97.54M だそうです。 |
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線路にカメラ置いてちょっとこだわり撮影。。。 うーん、なかなかに良い景色やがな。。。 |
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トンネルに向けてもう1ショット。。。 | |
複線仕様のトンネルだけあって広いですねえ。 そんなに年代物のトンネルのイメージはありません。 |
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退避坑もしっかり備わっています。 | |
西側坑口が間もなくです。 いい景色撮れるなあ。。。 |
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玉手トンネルの坑口です。 うーん、特徴ないですねえ。。。 情報によると、この辺の地質の問題で使えなくなった だけのようですので、それがなければ今でも現役で 使われていたのではないでしょうか。 |
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あ。。。線路が途切れていそうですね。 新玉手山トンネルはまだまだ山中を潜り中ですので、 周りは緑一色です。 |
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蔦にまとわりつかれながら、よく終点に見られるポー ルが立っています。 |
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線路はなくなりますが、もう少しだけ路面は続いてい ます。 |
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単線分だけ線路を残しつつ、トンネル本人は無念で はなかろうかと思われる姿で、今もひっそりと余生を 送っていました。 |