和歌山県有田郡広川町は滝原にこの廃隧道は ありました。国道42号から県道21号へ、さらに津木 から広川ダムへ向かう道すがらにあり、現役隧道 である、新瀧原隧道の真横に存在します。 (写真は広川ダム側の入り口です。) |
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これが現役の新滝原隧道。こちらも結構年季 入ってます。 達筆すぎて、いまいち「新」なのか不安です。 |
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コチラの扁額のがはっきり読めます。 やっぱ「洞」はいいですなあ〜 |
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しかし狭いですな。新滝原隧道がなかった当時は、 滝原の人々の道はここしかなかったと言っていいです 広川ダムから先はまともな道がなく、距離も相当ある からです。 今、現役で開放されていたとしたら、車は通行 禁止になっていたことでしょう。 |
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内部はレンガ積みをコーティングしたような仕様に なってます。両端には溝もあって、かなりしっかり した造りのような気がします。 しかしよく見たら中央部のアーチ部分がなくなって いるように見えます。崩れてしまったのでしょうか。 だから封鎖したのかな。 |
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「谷口又吉君現代之偉人也当地谷口亀蔵氏 四男明治八年生〜」ぐらいまでしか分からんです。 昭和3年9月に瀧原洞が完成したのか、この石碑 を建立したのかがいまいち分かりません。 |
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このままこの場所だけ時間がゆっくりと流れて いくのでしょう。 |