白倉林道隧道群

三重県


第三部

その2

  



 手すり付きの鉄製階段。雪かぶりしており滑りやすい
です。
 慎重に下ります。
 ターンして山肌が右側に。
 ざかざか下ります。 
 ステップにこれだけ積もられるとかないません。
 手すりあるのが救いですなあ。
 。。。。。。。結構下りるな。。。

 前回(2010年3月第一次白倉探索)、不動谷の堰堤まで
延々500段近く下らされた恐怖が蘇ります。
 。。。いやいや、これは清五郎滝の上部に出る道の
はず。。。
 うおっ
 これは結構怖いです。
 階段の下には細い柱のみ。側面に張り出した2本の
支柱が、階段を谷側に傾くのを防いでいるようです。
 歩くといつもより揺れ、多めです。
 こわーい

  
 おや?フラットな路面が出てきました。
 ついに清五郎滝に到着か!?

 。。。んん?先行していたピカさんが立ち尽くしておりま
す。
 「あってはならないものがあった。。。」
 って???

 !!!!!!!!!?
 うおおおお!隧道やがなあ!!!
 まさかの遭遇!滝の管理道にまさかの隧道があああああ。。。

 全員到着したところで改めて観察。
 うーむ小さい。一目で分かる明らかな人道隧道。そして素掘り。
 穴を穿たないと先に進めない白倉の峻険な山肌。今更ながらいやがおうにも理解させられます。
 すぐ反対側が見えました。
 短い。そして掘り方がワイルド。そんな印象を受け
ます。
 本当に通れればヨシ!みたいな感じですねえ。
 錆びつくした、工事現場でよく見る一輪車。
 奥にももう一個。隧道掘削時に使われていたんでしょう
かねえ。
 ざっくり掘りました感満点ですなあ。
 車道にある隧道とは完成度が違う気がします。
 管理道入り口側の坑口です。
 一応屈まなくても通れる高さはあります。
 一方の清五郎滝側の坑口。
 えらいいびつな形をしています。
 フラッシュしてみますと。。。
 。。。なるほど、崩れてるんですね。。。
 やっぱりざっくりな掘り方だから崩れ易いようです。
 清五郎滝側の坑口です。
 巨大な岩盤に穿つそのスタイルは上部の白倉林道
と変わりませんなあ。

 うーむ、荒々しい。。。
 さて。。。正式名称は分かるはずも無く。。。

 (仮)清五郎隧道 

 で、いかがでしょう。うむ、いい名前だ。。。
 (仮)清五郎隧道からまた先に進みます。
 ピカさんの頭上が気になりますが。。。

 以降、 
その3 に続く!