四国遠征オフ


2010


一日目 後半戦

 

 本日5本目の穴。。。それは過酷な条件化にありまし
た。FF車苦手のダート道が続くようなんです。。。
 その名も戸石隧道。
 電子地図を見てもその物件は現れません。毎度のこ
とながらピカさんが「隧道探訪」様サイトにより発見。
 地図を見る限りどう見ても林道ですが、実際は市道「
楠窪戸石線」なんだそうです。
 面白いのは「市道なのにダート」という点ではないで
しょうか。
 

 ダートが苦手なFF、アテンザ君のわがままで、ピカさんのCR−V号全員乗り合いでダート市道
突入!
 難なく隧道に辿り着きます。
 高さ制限標識2.0mの「戸石隧道」のお目見えです!
 ちょっと五角形にも見える坑口。反対側は丸いですけ
ど。

 戸石隧道 
 1931年(昭和6年)9月竣工
 延長21m 高さ3.5m 幅員3.2m


 以上、「隧道探訪」様のデータです。

 高さ制限標識が2.0mなので、1.5mもの差異がありま
す。限界高との違いから誤差は常に発生しますが、1.5m
はあんまりな差。後に掘り上げたんでしょうか。
 西側坑口です。

 比較対照に写って頂いたおろろんさんですが。。。
 。。。ねえ、2.0mなんて余裕な気がしますが。。。

 東側坑口!
 今度は比較対照2人! 。。。なんてどでかいんでしょうか、この穴は。。。
 明らかに一般成人男性の3倍の高さがあります。
 東側坑口の姿。。。
 外側だとその大きさが伝わりませんなあ〜
 
 この戸石隧道からも続くダート道。
 車道としてはどこにも繋がっていないようです。

 大人しく次の目的地へ向かうために引き返します。
 さあ6本目を探せ!
 関西一行は西条市を後にし、松山自動車道「いよ小松
IC」から「新居浜IC」へ。
 新居浜市に入りました。

 この間にもトラブルが相次ぎましたが書きません。。。
私よととが高速IC乗りミスで西に逆走して、ピカさんを
巻き添えにしたり、yoshirinさんが行方不明になった
り。。。は敢えて書きません(←書いとるがなw)

 県道47号線へ。松山自動車道を潜ってまもなく、国領
川対岸にナニかを感じます。。。んんんん???

 間違いなく穴が見えます。。。全車停車!居ても立ってもおられずに対岸に向かいました。
 
 おおおおおおおお。。。

 間違いない穴の姿&この道筋は軌道跡。。。

 むむむむむ!

 いい!この廃景!久々に廃線跡!しかも煉瓦か!?
 緑が濃すぎて全体像が見えません。
 とりあえず内部をば。。。

 うむ!煉瓦である!
 いいっすねえ!やっぱ煉瓦最高!

 アーチ部分が長手積み、側壁部分がイギリス積み。口径は馬蹄型、まごう事無く鉄道トンネルって感じです。
 オール煉瓦ってのが最高ですねえ。

 最近のお気に入りアングル。
 洞内全体が見渡せるので、煉瓦モノに有効かな。。。と。

 突入側の開けた風景とは異なり、反対側は切り通しの中にあります。
 これまたいい廃景!

 反対側の坑口です。
 うおおおおお!すげー意匠を凝らしとるやないですか!
 しかも関西ではお目にかかったことのない造りまで!

 坑門はイギリス積み、巻厚4層の煉瓦アーチ&要石。
 それはいいんですが、
 まずアーチ環外回りに突き出した煉瓦のラインが珍しい!要石の五角形の頭頂部を丁寧に縁取りしている
点も芸が細かい!
 また、笠石部分の蛇腹も珍しい。関西では滋賀県JR草津線の「国分橋梁」のスプリングラインに施された装飾
と酷似しています。他、三重県JR関西本線の「第165号橋梁」「市場川橋梁」にも同じタイプの蛇腹装飾があります
が、やや積み方が異なるように感じます。
 両端にはピラスターを備えます。
 そのピラスターにも蛇腹装飾がありますねえ。

 深い切り通しの先にある凝った煉瓦隧道の姿。。。うーん、いい感じ。

 別子鉱山鉄道
 物言嶽隧道 1893年(明治26年)竣工?(鉄道開業がこの年であるため)


 変わった名前ですねえ。
 鉱山専用線から、一時は旅客営業もしていたそうです。
 別子と言えばあまりにも有名な銅山。次回来た時は是非見学したいものです。
 そして、実はもう1本存在します。
 地図にもばっちり表記があったりしますので、見落とす
ことなく発見できました。

 2本目登場!おお!こちらも煉瓦です!
 。。。が、内巻きが。。。
 oh! ガチ補修されています。
 しかしえらい真新しいコンクリートですなあ。
 これは現役時代にされたものではないでしょうな。
 そういえば、軌道跡の道筋も綺麗に刈り払いされてい
ましたし、どうやら現在も何かに利用されているようです
ねえ。
 下に見えている水路?の管理道路ですかね?
 坑門のレポは反対側で。。。
 おお!ちゃんと煉瓦巻きが残ってました!これは
嬉しい。
 見事に全体を煉瓦で巻いてあります。
 天井に碍子が残されていました。
 電化の証ですな。

 。。。それにしても煉瓦の変色が激しいですなあ。
 何度か真新しいコンクリ巻きで補修されながらも安定
した洞内を維持しておりました。
 こっち側はコンクリ巻き立てはなさそうですな。

 おおおおおっ!
 見事な坑門!!!
 これまた先程の物言嶽隧道に負けず劣らずの一品です。


 別子鉱山鉄道
 車屋隧道 1893年(明治26年)竣工?(鉄道開業がこの年であるため)

 物言嶽隧道との最も大きな違いは笠石部分の装飾です。
 この装飾は三重県「大和街道橋梁」滋賀県「国分橋梁」などにもある、縞形に並べた煉瓦模様となっています。
 ただ、さらにここの縞形煉瓦は下半分が斜めに削ってあり、さらに装飾的になっています。
 アーチ環の外回りのでっぱりもよく分かります。
 ピラスターにまで及んでいる笠石の装飾。
 ねえ、縞部分の煉瓦、下半分削れてますよねえ。
 上下の煉瓦配置も実に細かい。
 皆様熱烈な写真攻撃。。。うんうん、わかります。
 このずっと先には別子銅山の観光施設があり、
そこにも観光鉄道として再利用された中尾隧道という
のがあるそうです。
 そしてさらに新居浜市街にも星越隧道というのがあ
る。。。
 以上は帰ってから知りました。。。

 次回は別子銅山観光も兼ねて訪れたいと思います。 
 さあ、特濃四国遠征1日目も日没が近づいて参りました。急がねば。。。
 県道47号線を四国中央市に向けてひた走ります。
 途中、今回オフ初参加のyoshirinさん、眠気限界につき離脱してしまい(無理させてすみませんでした。。。)ます
が、残り3台で最後の目標を目指します。
 この県道47号線、結構旧道&旧隧道があった気がします。。。後ろ髪を思いっきり引かれつつ遣り過ごし。。。
 さあ、最終目標!
 やばい。。。日が暮れ始めとる。。。
 最終のブツは金砂湖の遊歩道にあるそうですが。。。
 この縮尺の地図でみても。。。んんんんん?
 なんぞある?って感じですが。。。
 拡大してみますと。。。おおおおおおっ
 確かに隧道表記が!!!
 よくこんな表記見つけましたな、マフ巻きさん。。。
 しかも縮尺限界ぎりぎりに存在するとは、なんと幸運
な。。。

 ここも取り付きが難しいのですが、ピカさんレーダーが
高性能で助かりました、無事発見に至ります。

 本日最終物件の登場! 日没間近もあって、かなり不気味なオーラを放っております。。。おおお、怖い。。。
 看板には「この先道路幅員狭小のため軽四輪車以上通行できません 伊予三島市」とあります。
 四輪車の中でも「軽」まで該当しています。
 どんだけ小さいんや!?とりあえず徒歩にて調査です!
 くらーいくらーい「穴」の姿。。。
 坑門はコンクリートで覆われていますが、内部は
素掘りっぽい。。。
 やっぱり素掘りです。
 路面はコンクリートで、その洞内の広さはまさに
遊歩道ですなあ。
 お外も既に日没。。。
 一人だと来たくない場所です。。。こわ〜
 なんだか四角っぽくなってますねえ、洞内が。。。
 ただ、洞内全体的にだいぶん荒削りで、そこかしこが
ぼこぼこです。
 対岸に到着しましやが。。。
 んんん?柵が。。。?
 まさかの、直角カーブ!
 さらに急坂。。。

 実は対岸の坑口に来るまでは、車でもなんとか行ける
んぢゃねーか、などと話しておったのですが、この線形
に一気に玉砕。。。あかん、むりむり!

 はい、振り返ってみました。
 どうっすか、このアウトラインの余裕の無さ。。。安全柵に思いっきりバンパーを擦り付けても普通車は
無理そうです。
 でも、うっすらとダブルトラックの跡があるようなないような。。。まさかの軽トラ通過?
 ここで。。。3人のいたずら心が走り出します。。。
 完抜けが無理でも先っちょだけなら入らないかにゃあ?


 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 ぶーん。。。。。。。

 とりあえずミラー畳んで私のアテンザ号で突進!(良い子はまねしちゃだめよ!)
 素掘りの部分まで突っ込みます。
 既に路面のコンクリ部分以上の車幅です。それにいびつな洞内も、いつどこが擦るか分かりません。。。
 はうっ、右側いっぱいいっぱい!
 擦ってんぢゃねーの?レベルまで接近してしまっ
た。。。
 左側はもう少し余裕がありましたが、やはり側面の
でっぱりがそこかしこにあり、バックで戻ることを考えて
ここで止めときました。。。
 続きまして、ピカさんのCR-V号が突入!
 コンクリの洞内ではこのいっぱいいっぱいぶり!
 3ナンバーに加え、車高もあるのでアテンザよりも
さらに窮屈そう!

 やはり車高が気になる!実際にもう少し前方に垂れ下がる岩があって、どう見ても擦ることが判明。
 これにより、軽トラ通過の可能性も怪しくなってきました。。。
 こちらもぎりぎり!
 富山「池原隧道」石川「戸谷隧道」よりも狭く、新潟
「旭隧道」より広い、といったところでしょうか。。。
 (車道指定ではないので、ここは対象外ですが。。。)
 どこの洞窟だよ、ここは。。。
 そこに突っ込む3ナンバーって。。。

 続きましておろろんさんエクストレイル号が突進!
 このXさん、天井に特殊装備をつけております(画像にカーソルオン)。
 ゆえにますます天井が怖い!コンクリ巻き部分では本当にぎりぎりです!
 先の2台より余裕そうですが、左側にやや寄っている
んで、この隙間となっております。
 X様の特殊装備の威力です。
 フラッシュなし撮影でも向こう側の坑口までくっきり
です。

 オイタが過ぎました。。。これにてお暇致します。
 もう既にとっぷり日が暮れてしまいました。

 ここから2日目の集合地点、徳島県阿南市の道の駅「公方の郷なかがわ」まで向かわねばなりません。
 高速を使って一気に徳島県土成ICへ。そこでひとっぷろ浴びてから、目的地へ。時間はもう何時だったか。。。
 一つ言えることは、2日目から参加予定のYori-yanさんをとんでもなくお待たせしてしまったこと。。。それでも
道の駅での路上居酒屋は深夜深くまで執り行いました。。。とさ。。。

 四国遠征オフ1日目
 完了!

 二日目の模様は。。。
 申し訳ございません。。。ひょっとしたら挫折するかも知れません。。。
 詳しくは、2日目オフレポを出してくださっている「お気楽アルプ日記vol.2」様までどうぞ!
 「2010年07月29日 徳島穴オフへ」 が二日目レポでございます。

 アルプさん、恐れていた事態。。。丸投げすみません。。。小生は限界でございます。。。