2014年4月訪問
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2014年4月。恒例の富山帰省に伴ってまた探索 の機会が訪れました。 岐阜県からの探索の最終日。気が付けば実家 を通り越して新潟県に差し掛かっておりました。 タイムアップ目前、この県道155号(橋立青海停 車場線)の末端にある隧道に向かう途中のことで した。。。 |
これは北側を向いて撮影しています。 右側に雪解けの水が加わって勢いを増す青海川の流れ。 そして。。。川向こうの山肌は崩落が激しく急峻、一方県道沿いの山肌も迫出す断崖状態。 そんな場所にあるこの県道は、最近整備し直された感がある綺麗な道。奥のロックシェッドは年季が入ってますが。 道の綺麗さにギャップを感じる場所。ここから振り返って南に向きます。すると。。。 |
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ぐはっ。。。。。。。。。。 県道を南下すればいやでも目に入るこのシルエット。。。そりゃあ急ブレーキですよ(後ろに気を付けましょうw) 事前に下調べをして順にシバいてきたこの行程ですが、ファイナル近くなっての新発見です。 |
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。。。どうみても車道隧道。。。のようなフォルムです。が、向こうの光は見えません。 なんなんだ、これは。こんなもんがあるとは知らんかったぞ〜。 |
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内部は。。。完全素掘り!床面はフラットで左に急激に曲がっています。 うむ、間違いなさそうです。この県道が今の状態に整備される前の旧隧道でしょう。 |
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内部にお邪魔します。 おお、すぐに反対側の光が。それにしても見通しがすごく悪い車道です。直線に穿てなかったんでしょうかねえ。 |
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振り返り。 林道隧道ってなサイズですねえ。 |
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むむむむむ。。。 まさかの360度岩盤っすか!?側壁天井はともかく、路面も岩盤のまま? なんか質感がつるっつるです。しかもやや登ってる? これってすんごいスリップしそうな気配ですが。。。 。。。で、この隧道、驚くのはまだ早かった。。。 |
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!!!!!!!!!!!!!? 左側側壁に何か違和感が。。。(カーソルオンでフラッシュなし画像が出ます。) 穴。。。 開いとる!??? |
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なんじゃこりゃ!? 隧道ド真ん中に穴が開いてます。 そんなに薄い場所だっけか?ここ??? |
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ぐお!!!? 意外と広い!?なんか小部屋になってますよ??? なんだこの隧道パターンは? |
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。。。うーむ、完全に外が見えてます。 ここだけは厳重に格子でブロックされています が。 そしてまたも驚きの展開。。。 右向け、右! |
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なーにーーーーー!? こっちにも穴が開いてます。 ムチャクチャやないかい! |
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その右向きの穴に飛び込むと。。。 ???????????? 本隧道に戻ってきたよ。。。 振り返ってみると。。。ああ。。。そういうこと。。。 |
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洞 内 3 連 分 岐 !(いやいやいやw) なんだこのフォルムわ。。。?何がしたかったんでしょうか、この隧道。。。 |
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ほどなく反対側坑口に。 両坑口ともここは普通です。 すぐ外には巨大なコンクリ擁壁が聳えていま す。 |
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改めて振り返り。 おおお。。。真中は置いといて、結構洞内分岐っぽい雰囲気を醸し出しています。 推測1:最初右側を掘り進めていたが、反対側の出る場所が悪くて左を掘り直した。 推測2:歩行者用隧道として穿ち、こちら側は途中で車道と合流するスタイルをとろうとした。 。。。うーむ、何とも言えません。真ん中なんか推測すらできまへん。 |
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坑口ぎりぎりまで後退。 分岐は見えませんねえ。 |
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隧道の外はこんな大擁壁が。 現道はどこに? |
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左側が擁壁途切れてました。 現道は擁壁の向こう側に続いてます。 |
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擁壁を目前にこのようなものが。 大正四年十月建立、でしょうか。 ということはこの素掘り隧道と少なからず縁が ありそうです。 |
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素掘り隧道の南側坑口。 いやあ、凄まじい所に穴を開けてますな。 当時は隧道より右側、現道の場所は青海川 だったのではないでしょうか。 |
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現道との位置関係はこういうことになっていました。 当方の車のさらに向こう側、奥の電柱の付近に北側坑口があります。 やっぱり少し上り勾配になってますねえ。 |
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問題の分岐穴。 まっすぐが小さい方の穴に繋がります。 入ってすぐ左向けに洞内分岐のような穴が 開いています。 うーむ。。。なんのこっちゃさっぱりです。 |
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恐らく拡幅されて新たに広い道路が造られ、 旧道は擁壁の向こう側と思われます。 先の擁壁が途切れる付近で現道と合流でしょ うか。 謎の分岐素掘り隧道。愉しませてもらいまし た。 |