2019年2月訪問
ただ今の時刻9時40分。出発が7時20分ごろ だったので、2時間20分が経過しています。 それで凡そ5㎞…時速2.14㎞です…っていらん か(笑) わき目もふらず歩いたら時速4㎞は出ますか ね。1時間15分でこの場所まで来れる? まあ単純計算ですが… |
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ふと路肩を見ると、奈落に落ちる玉石積みの 樋が。 雨で路肩が削れるのを防ぐ役割があるようで すな。 |
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おお…結構新しめの崩落…? | |
ああ、なるほど… 結構近々で崩れてますねえ。 トン袋の土嚢が埋もれかかっています。 トン袋=フレキシブルコンテナバッグ(フレコン バッグ)の通称。1トン程度の重量物を入れる袋 が主流の為にこんな通称が付いています。 |
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その先、見晴らしの良い所に出てきました。 | |
おお!よく見渡せます。 宮川貯水池方面だと思われます。 |
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復旧治山事業の痕跡がいくつもあります。 しかも年代もバラバラっぽいです。 ご苦労様です… |
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桁橋が現れたところにまた例の看板が。 | |
って、おおお!遂に〇が出てきました! しかも我がau様です。 でも表記がなんかおかしいような…?ガラケー に〇が付いていますが、スマホに〇なのでは? 試しに使ってみましたが、確かに僅かに圏内! どこから電波きてるんでしょう??? 因みにここは5.4㎞地点だそうです。 ふー、遠い… |
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小さな桁橋を渡ります。 もう何本目の橋でしょうねえ。 |
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ひたすらひたすら歩を進めます。 5.7㎞地点。また全滅になりました。 |
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ここは何故か網がしてあります。 植樹? |
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また視界が開けます。 いいですね~ |
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先ほどよりもさらに視界が開けています。 いや~気持ちいい! |
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林道の上部にも囲いが。植樹というよりも動物 が通って、斜面が崩れるのを防いでいるって 感じでしょうか。 |
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何故にここだけ柵があるんでしょうか? 他に要りそうなところはたくさんありますが… 因みに6.0㎞地点。ここで2回目のau〇! また表記が逆?です。 |
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コンクリ桁の暗渠。 何回も目にします。 |
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ちょっとした切り通しです。 ささやかですが、いい雰囲気です。 |
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今度は簡素な網で囲っています。 | |
木製の記念碑が3本。 右のが薄っすら読めます。 第四回植樹 平成十二年四月十五日 が見て取れました。 およそ19年前の植樹ですな。19年でこの背丈 ですか…なかなか大変です。 |
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「ここは 大台林道 です スピードを落としてゆっくり走りましょう タバコのポイ捨てはやめましょう みどりを守りましょう 三重森林管理署 (社)林道安全協会」 ごもっともです。 |
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そして長かった行程も漸く終わりを迎えよう としています。 あのガードレールが途切れるあたり… |
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逸る心を抑えつつ、歩を進めます。 いやあ、長かった… |
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ここにきて残雪が現れました。 つるっつるに凍っています。 |
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遂にきました、この雰囲気。 間違いなく隧道に突入する線形です! |
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焦らしますがもう一枚。 やはり何度見てもこの線形はいい! 車道としては見通しが悪くて最悪ですが(笑) |
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ゴール!(私的には…w) ついに…遂に辿り着きました!大台ケ原三大 林道、地図表記のある最後の隧道です! その名は… |
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嘉茂助隧道 いやあ、長かった…2007年に始まった隧道ハント、12年目でようやく一区切りのイメージです。 もう地図に載ってるヤツはほぼ叩き尽くしました。厳密にはもうちょっとあるんですが… 兎に角場所的な大物はこれが最後かもです。 感慨も一入です! |
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扁額もばっちり!素朴なコンクリ隧道ですが、 一応石材の扁額なのがいいですね! ※ちょっと画像を加工してます。 |
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全面セントル巻きの洞内。 その辺にある隧道ならレポにならないですが、 偏にこの場所にある!それだけで成り立つ隧道 です。 |
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一応振り返り。 ここから下界に降りるのに何時間かかるの か… |
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すぐ反対側。 当然ながら道はまだまだ続いています。 |
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反対側の坑門…扁額がない分、余計寂しい ですね… |
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千尋峠から6.6㎞ Google様の見立てで2時間8分となっておりましたが、実際の到達時刻は10時30分。7時20分スタートなので、3時間10分。 1時間程オーバーしました。が、結構寄り道しているのでいいペースではなかろうかと。 いやあ、片道6.6㎞はホンマに遠いっすわ~ |
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しかしながらここで引き返したら皆様にあまり に申し訳ない。 ただのコンクリ隧道ですからね~ 私もこれだけぢゃああんまりだな、と思ってま したんで、全員一致でもう少し進むことに。 |
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切り通しの左カーブ。 ここに例の看板がありました。 おお!?今度はDoCoMo様が強い! ガラケー、スマホとも〇です。auはスマホが △です。 距離はGoogle様と誤差があり、ここが6.6㎞ 地点となっております。 |
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まだまだ続く大台林道。 ここからは少し端折らせて頂きます。 |
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久しぶりに銘板つきの橋が現れました。 親柱は1本だけ生きていました。 |
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熊取橋 だそうです。森鹿、人見、鹿見、熊取… なんか生き物ばっかりですな。 |
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凍っているところが多くなってきました。 徐々に大台ケ原に近づいていますからねえ。 |
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ここはいいねえ!の場所で拡大画面。白倉林道にもありましたが、ここにも根性道路がありました。 見事な絶壁です。 |
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これ…もともと絶壁ですよね… よく削りましたよねえ… |
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いやあ、笑っちゃう程に絶壁です。 凄すぎます。 |
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左に折れた後も絶壁が続きます。 | |
徐々に標高が上がって行き、残雪もちらほら しだします。 因みにここで7.5㎞地点です。携帯は全滅で した。 |
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先ほどの絶壁箇所を振り返り。 見事に岩場が削られています。 |
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スマホでズームするとこんな感じです。 木がちょっと邪魔していい感じには写りません でした。 |
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切り通しは外せません。 | |
つるつる地帯が大増殖です。 | |
おお?小峠のような切り通しにやってきまし た。 |
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ここが一つの決着ポイントではないか、という 雰囲気です。 そう、嘉茂助谷に沿うのはここまで、ここから 先は宮川本流の谷に延々沿うことになります。 |
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全体像はこんな感じです。千尋峠から千尋谷を半分、嘉茂助谷を全部巻いてきました。 真ん中の〇が嘉茂助隧道です。到着は11時。7時20分スタートですので、3時間40分。嘉茂助隧道からは30分で来れました。 次の目標になると思われる粟谷小屋。ここから7㎞、2時間18分というGoogle様の見立てがでております。いやあ、とても無理っす(汗) |
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峠を越えてすぐ、北に下る稜線側にこのよう な看板が。 桃の木縦道の入り口で、宮川沿いにある桃 の木山の家まで2.0㎞だそうです。 これも行くのは無理ですなあ。山を下らない とイカンですからねえ。 |
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ちょっと足を向けてみると… おお、何かあります。 |
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これは…索道設備ですね! 建屋の中に動力機械が収まっていますね。 案内板には、七ツ釜滝 桃の木山の家と書い てあります。 |
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左にある籠を使って物資を輸送するみたい ですね。 もちろんこちら側から、桃の木山の家方面で すね! |
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桃の木山の家はあんな所にあります。 標高差およそ400m! そりゃあ、物資は架線で運びたいですよねえ。 |
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この写真では分かりにくいですが、ヒノキ林を 越えて奥に消えていきます。 |
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ズームすると、隙間が薄っすら空いているの が分かります。すぐに下りではないんですね え… |
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これが桃の木山の家への道です。 …行きませんよ! |
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現在時刻11時10分 12時まで先に進んでみようということになりま した。 |
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残雪がどんどん広がっていきます。 ここまでで、8.1㎞という案内がありました。 もう携帯が繋がることはありません。 |
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おおお?何かすごい見晴らしの良さそうな 場所に来ましたよ!? |
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今回初めて西側の景色の撮影ができました! そう、あの山は…大台ケ原山 です。 すごい!まさか大台ケ原の山塊を東側から拝むとは思ってもいませんでした! |
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もうちょっとズームで。さすがに高さがワンランク違いますな。標高1695.1m 関西圏ではなかなかお目にかかれない景色です。 いやあ、ここまで来てよかった!けど、この先はもう…無理…隧道がないと、モチベが…(笑) 車道林道系はこれにてコンプリート!後は林鉄系か…ふー |