後半戦
奥山田第一隧道で相当疲労していたが、状況を見て 本日の進退を決めることにしました。 現行奥山田隧道を抜けてすぐ左手にチェーンで遮られ た舗装路がありました。見ると。。。 !!!あるぢゃないか、あんなとこに。。。 何度も307号線通ってるけど、何も見てない証拠やなあ これなら行ける! |
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トンネルの傍は未舗装路のようです。 それにしても隧道小さくないか? 乗用車サイズまでしか通れないっぽいけど。 |
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をを。。。 素晴らしい仕様ではないですか。 総レンガ造り。 しかしまるで鉄道トンネルのような狭さですな。 この隧道が奥山田第三隧道のようです。 |
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意味は分かりかねます。 | |
私有地として使われているのでしょうか。 |
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門構えは立派でしたが、内部は完全手掘りのままです。 高さは充分にあり、普通車なら軽く通れるでしょう。 |
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お気に入りの1枚。 |
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振り返ってパチリ。 現道側と違い、荒れっぷりがすごい。 こっちが本来のまま時間が経過したあとなのかも しれません。左側のレンガ柱とレンガアーチが少し 残るのみです。 |
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ここは第三と第二隧道の中間にあたる地点だとは思い ますが、道路らしき遺構は一切なく、盛り上がった土に 日があたり難いからか、背の低い草が生い茂る状況。 まるで、ナウシカの世界、現代とは別世界のように 感じます。 |
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唯一あった近代の遺構? どうやったら逆さまで放置されるのか。 北斗の拳の世界にも似てるな。。。 |
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うわあ。。。 さすがに引きます、この状況は。。。 奥山田第二隧道発見。。。 |
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なんてこった。。。の有様。。。 不気味な程薄暗く、湿っぽく、静寂が取り巻く中、 見えるのは隧道内のタイヤの山、山、山。。。 |
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内部は途中までレンガアーチ構造、先は素掘り。 第三隧道よりは広く感じます。 しかし、タイヤでイメージ幻滅壊滅殲滅。。。 |
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このタイヤの海を進みました。いや、出口が見えたもの で。。。生暖かい風が抜け、タイヤ臭は緩和してくれます。 天井近い! |
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終盤は落盤瓦礫満載。あぶねー。 | |
ついに脱出!逝くかと思った。 こちら側は素晴らしい総レンガ造りを辛うじて残して いました。アーチの下部は崩落してありませんが。 こっち側から来ていたら突入はしなかったかも。 |
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もったいないなあ〜。 整備保存する価値は充分あると思うんだけどな。 兵庫県の鐘ヶ坂隧道は綺麗に整備されて いましたよ。2007年6月現在。 |
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奥が奥山田第二隧道。 ここも私有地のようです。 全く表沙汰にならず、ひっそりと眠る奥山田の明治隧道 ここまで現存していたのが奇跡かもしれません。 人々の記憶から失われた貴重な隧道。 是非残したい逸品でした。 |