水路隧道



 


新潟県
JR北陸本線
(富山県境~市振駅間:あいの風とやま鉄道線/市振駅~直江津駅間:えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)
名称 アーチ
形状
巻厚 利用
形態
坑門 側壁 状態 径間
径間

高さ
(実測)
特記
富山県境~~~糸魚川駅~梶屋敷駅~浦本駅間
※未探索未発見
浦本駅~旧能生駅間(廃線区間込み)
1 (仮)鬼伏橋梁 半円 5 水路 整石 整石 両出 1連 3.03m
(10尺)
3.30m 笠石がある
坑門と内部側壁の石積みがイギリス積み
2016年5月訪問
旧能生駅~旧筒石駅間(廃線区間)
2 (仮)藤崎橋梁 半円 3 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 1.21m
(4尺)
1.54m この周辺の暗渠ではかなり小さい方
周辺ではこのサイズはコンクリ桁に煉瓦坑門タイプの
方が多い
2016年5月訪問
3 (仮)筒石橋梁 半円 6 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 3.03m
(10尺)
3.00m 両坑門とも片側に傾斜している
床面がインバート石畳
鉄道暗渠6層巻きはかなり数が少ない
2016年5月訪問
旧筒石駅~旧名立駅間(廃線区間)
4 (仮)名立橋梁 半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 1.82m
(6尺)
1.84m 2016年5月訪問
旧名立駅~有間川駅間(廃線区間込み)
5 吉浦川橋梁 放物線 煉瓦 煉瓦 煉瓦 片出 1連 4.55m
(15尺)
4.50m 本州唯一か!?放物線煉瓦アーチ暗渠で全体的に
見ても非常に貴重な物件
巻厚も7層巻きで、8層巻の兵庫県(仮)高内西橋梁
に次いで多層巻き。同線のいさざ川橋梁とタイ記録
2016年5月訪問
有間川駅~谷浜駅間
6 第二有間川橋梁 半円 5 人道 煉瓦 煉瓦 片出 1連 3.03m
(10尺)
2.30m 日本海に面しており高低差が殆どない。
日本海側とはいえ津波が怖い。地元の古老のお話
では実際波が暗渠を潜ってきたこともあるという
防潮ゲートが必要なのでは
設置の際は手前の車道BKにお願いします(笑)
2016年5月訪問
7 第三有間川橋梁 半円 5 人道 煉瓦 煉瓦 片出 1連 3.03m
(10尺)
2.47m 第二有間川橋梁と瓜二つ
条件は同じ
2016年5月訪問
8 魦川橋梁
(いさざがわ)
半円 7 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 4.55m
(15尺
3.73m 吉浦川橋梁に続き2本目の7層巻き暗渠
現状7層巻きの鉄道暗渠は2本のみ
2016年5月訪問
9 御種橋梁 半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 片出 1連 1.82m
(6尺)
1.59m 名称は現地銘板から確認
河川名は天神川水系阿比多川
2016年5月訪問
(仮)谷浜橋梁 石桁 水路 煉瓦 煉瓦 両出 2連 石桁暗渠だが、桁の積み方が特徴的
普通の桁に受けの切石がある
上流側には装飾的な水切りがある
2016年5月訪問
谷浜駅~直江津駅間(廃線区間込み)
※未発見
JR信越本線
(長野県境~妙高高原駅間:しなの鉄道北しなの線/妙高高原駅~直江津駅間:えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)
名称 アーチ
形状
巻厚 利用
形態
坑門 側壁 状態 径間
径間

高さ
(実測)
特記
長野県境~妙高高原駅間
※未発見
妙高高原駅~関山駅間
1 (仮)妙高田切橋梁 切石
リブ
アーチ
水路 整石 整石 両出 1連 1.82m
(6尺)
鉄道庁の資料では名無し。竣工年も空白
延長209尺(63.33m)
鉄道暗渠では極めて珍しい3枚切石のリブアーチ
私は見た事ありません。
内部はアーチセントルに改修?されている
2016年5月訪問
10 郷田切橋梁 半円 水路 整石 1連 2.42m
(8尺)
鉄道庁の資料では竣工年空白
延長400尺(121.21m)
関川に注ぐ東側の坑門は山肌とともに大きく削
がれており、原形を留めていない
高低差も相当あり、人工の滝となっている
西側未確認のため詳細はリベンジ
2016年5月訪問
11 (仮)妙高二俣橋梁 半円 2 水路 煉瓦 煉瓦 片出
1連 0.91m
(3尺)
鉄道庁の資料では名無し
竣工年空白、延長212尺(64.24m)
東側の坑門が絶壁の上に聳えているため、滝に
なっている
内部に潜入する術がない
西側は排水設備の中のようで視認不能
2016年5月訪問
12 名称変更
大田切橋梁
半円 迫石 水路 整石 整石 両出 1連 7.58m
(25尺)
7.60m 登録有形文化財(建造物)/2021年2月4日登録
1887年(明治20年)竣工
河川名は太田切川

鉄道庁の資料では「太田切橋梁」
1888年(明治21年)8月竣工
延長310尺(93.94m)
迫石34個、要石で構成される
笠石、帯石があり、坑門、胸壁ともに切石でフランス
積み調になっている。内部側壁も同様
床面は切石のインバート
両坑口付近に補修をうけている
2016年5月訪問
13 (仮)関中第二橋梁 半円 3
現2
水路 整石 整石 両出 1連 1.21m
(4尺)
1.20m 鉄道庁の資料では名無し
1886年(明治19年)8月竣工
延長24尺6寸(7.46m)
元々3層だったようだが1層取り払い、コンクリアーチに
改修している
名称は関中第三橋梁の起点側にあるので推測した
が、こちらの方が先輩である
2016年5月訪問
14 関中第三橋梁 半円 3 水路 整石 整石 両出 1連 1.52m
(5尺)
鉄道庁の資料に存在しない
3層アーチにプラス1層コンクリアーチを増やして改修してい

名称は「LOOK!」というポール看板から
暗渠延長4.8m 158k384m33
1888年(明治21)年5月竣功
2016年5月訪問
15 (仮)小野沢川橋梁 半円 水路 整石 挟まれ 1連 2.42m
(8尺)
2.50m 鉄道庁の資料では名無し
1886年(明治19年)8月竣工
延長54尺(16.36m)
東側コンクリアーチ、西側BKにて拡幅
この周辺では珍しく挟まれ橋梁
2016年5月訪問
関山駅~二本木駅間
16 (仮)関山末広橋梁 半円 4 水路 整石 整石 片出 1連 1.82m
(6尺)
3.25m 旧関山駅のスイッチバック路線にある暗渠。本線側の
方はガーダー橋
鉄道庁の資料に存在しない
内部アーチと側壁切石を繋ぐ切石が一回り小さい
2016年5月訪問
17 (仮)関山橋梁 半円 3 水路 整石 整石 両出 1連 1.52m
(5尺)
1.70m 鉄道庁の資料では名無し
1886年(明治19年)6月竣工
延長35尺(10.61m)
2016年5月訪問
18 片貝村用水橋梁 半円 4 水路 整石 整石 両出 1連 2.42m
(8尺)
1.52m 鉄道庁の資料より、1886年(明治19年)7月竣工
延長は54尺(16.36m)
内部側壁が切石1個分しか出ていない
2016年5月訪問
二本木駅~新井駅間
19 姫川原村用水橋梁 半円 4 水路 整石 整石 両出 1連 1.82m
(6尺)
アーチ環に「□に/、|」の刻印が複数ある
名称は「LOOK!」というポール看板から
暗渠延長11.0m 168k312m97
1886年(明治19)年8月竣功
鉄道庁の資料にも存在し、竣工年は同じ
延長は36尺(10.91m)でほぼ合っている
2016年5月訪問
20 鳥坂村用水橋梁 半円 3 水路 整石 整石 両出 1連 1.21m
(4尺)
アーチ環に「キ」など複数種類の刻印がある
名称は「LOOK!」というポール看板から
暗渠延長8.0m 168k423m61
1886年(明治19)年8月竣功
鉄道庁の資料では名無し、同年の6月竣工になって
いる。延長は26尺(7.88m)でほぼ合っている
2016年5月訪問
新井駅~北新井駅間
21 (仮)新井橋梁 欠円 3 水路 整石 両出 1連 鉄道庁の資料に存在しない
この周辺では珍しい欠円アーチ、と思われる
内部側壁がコンクリ改修されている
2016年5月訪問
北新井駅~~~直江津駅間
※未探索未発見
直江津駅~~~柏崎駅~~~長岡駅~~~新津駅~さつき野駅~荻川駅間
※未探索
荻川駅~亀田駅間        
21 new
車場川橋梁 
欠円 4 車道 整石 整石 片出 1連
(尺)
東日本の鉄道橋梁で唯一のねじりまんぽ
巨大な迫受石が特徴。煉瓦ねじりの角度に合わせ
て5角形になっており、煉瓦を削ることなく配置でき
るようにしている
アーチ面の多くは分厚いコンクリ補修を受けており、全
体を鑑賞することができない
全体的に老朽化が進んでいる印象
2018年8月訪問
亀田駅~新潟駅間         
    ※未探索