水路隧道



 


千葉県
JR常磐線 
    名称 アーチ
形状
巻厚 利用
形態
坑門 側壁 状態 径間
径間

高さ
(実測)
特記
東京都境~松戸駅間
 1  (仮)上矢切橋梁 半円 5 水路
人道
整石 挟まれ 1連 3.64m
(12尺)
  挟まれだが、アーチ環の一部が視認可能
人道も一応あるが、一般的な通り抜け用で
はなく、点検通路と思われる
松戸駅~~~柏駅~~~茨城県境間
    ※未探索                     
JR内房線
名称 アーチ
形状
巻厚 利用
形態
坑門 側壁 状態 径間
径間

高さ
(実測)
特記
蘇我駅~~~木更津駅~~~大貫駅
    ※未探索                    
大貫駅~佐貫町駅間         
(仮)小久保川橋梁 石桁? 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 北側2m程が石桁…に見えるが違うかも
しれない。そこから南側は完全にコンクリ桁
2021年11月訪問
 
佐貫町駅~上総湊駅間        
(仮)笹毛橋梁 C桁 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 完全にコンクリ桁だが、存在感があるので
特別掲載
2021年11月訪問
 (仮)上総湊橋梁 半円 3 水路 煉瓦 煉瓦 片出 1連 1.82m
(6尺)
  絶海のレンガアーチとしてAmiさんのブログで
紹介された物件。当方訪問時、西側(海側)
坑門は埋没から復旧されていた。
東側から訪問したため、時間短縮になった
が色々アカンアプローチでしたw
2021年11月訪問
上総湊駅~竹岡駅間
(仮)燈籠坂大師橋梁 放物線 3 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 1.82m
(6尺)
本州2例目となった放物線の煉瓦アーチ拱渠
内房線では現状唯一の超貴重物件
床面はコンクリ製のインバートとなっている
結論から外房線には複数あったため、外房
の技師が携わったのかもしれない
2021年11月訪問
 (仮)萩生北橋梁 アーチ 水路 両出 1連   まさかまさかの完全素掘りで線路下を潜る
さすが房総、素掘り大国といったところか
ここまできたら隧道でしょって感じだが、一
応線路潜るし、橋梁ということにした
2021年11月訪問
 new
(仮)萩生南橋梁
半円 水路 C 挟まれ 1連 1.82m
(6尺)
  素掘りに挟まれて辛うじて煉瓦アーチだった
物件。最初はここもオール素掘りかと思ったw
側壁はコンクリで、大正物件ならではの過渡
期の象徴のような状態
2021年11月訪問
竹岡駅~浜金谷駅間
 (仮)高磯橋梁 半円 3 水路 整石 C 片出 1連 1.82m
(6尺)
東側の坑門が露出。珍しく整石積み
しかし内部側壁はコンクリだった
東側から、煉瓦、素掘り、セントル管、素掘り
コンクリBOX、で海に出る目まぐるしい
物件だった
2021年11月訪問
浜金谷駅~保田駅~安房勝山駅~岩井駅間
    ※未発見                    
岩井駅~富浦駅間          
 (仮)高崎橋梁 半円 3? 水路 C 挟まれ 1連 1.82m
(6尺)
素掘りの先に辛うじて煉瓦アーチが残存
アーチも下部はコンクリで、ここまでやって上を
煉瓦にした理由がよくわからない
施工も雑な印象を受ける
東側から素掘り、煉瓦、コンクリアーチとなって
いる
2021年11月訪問
 (仮)小浦橋梁 半円 車道 C 片出 1連 3.03m
(10尺)
国道側はコンクリアーチ
東側が露出するが、一面モルタルで覆われて
いるため、坑門が視認できない
ここもアーチ下部はコンクリ製。煉瓦の終焉を
象徴している雰囲気
車道ではあるが、両脇のガードレールのお陰
で非常に狭い。出た先の道も軽トラ規格
2021年11月訪問
 新田川橋梁 馬蹄型 4
5
水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 4.85m
(16尺)
  内房線では現状最大径間
馬蹄型であり、その威容は鉄道トンネルの様
巻厚は西側が4層、東側が5層となっている
地質の違いで変えたか、どちらかが後年
拡幅の可能性がある
2021年11月訪問
富浦駅~那古船形駅間
 -   (仮)原岡橋梁 放物線 水路 C C 片出 1連   オールコンクリの放物線アーチ拱渠
安房勝山駅-那古船形駅間は大正7年竣
工。そろそろ煉瓦は姿を消すのか
2021年11月訪問
那古船形駅~館山駅~~~安房鴨川駅間 大正8年~大正14年にかけて建設された。見やすい箇所を所々チェックしたがコンクリだった
※ほぼ未探索未発見
JR外房線            
名称 アーチ
形状
巻厚 利用
形態
坑門 側壁 状態 径間
径間

高さ
(実測)
特記
千葉駅~~~蘇我駅~~~茂原駅~~~東浪見駅間
    ※未探索未発見                    
東浪見駅~太東駅間         
 -   (仮)椎木橋梁 アーチ 水路 両出 1連   内房線に続いて外房線でも素掘り橋梁が
登場。いや、隧道ですけどね…
長期の車両からの振動にも耐えるというの
か、房総の土よ…
2021年11月訪問
太東駅~~~浪花駅間          
    ※未発見                    
浪花駅~御宿駅間       
(仮)久保橋梁 半円 4 車道 煉瓦 煉瓦 両出 1連 2.42m
(8尺)
  内部の煉瓦が色褪せなく非常に綺麗
オーソドックスな煉瓦アーチ
2021年11月訪問
御宿駅~勝浦駅間  
10 (仮)須賀橋梁 放物線 3 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 1.82m
(6尺)
  御宿駅のホーム南端を潜る放物線煉瓦拱渠
ゆえに割と延長がある
2021年11月訪問
11  砂田橋梁 半円 5 車道 煉瓦 煉瓦 片出 1連  3.64m
(12尺)
  隣の砂田架道橋の旧道と思われる
最明寺の参道橋梁のような立地
オーソドックスな煉瓦アーチ
2021年11月訪問
12 (仮)妙音寺橋梁 半円 4 車道 煉瓦 煉瓦 片出 1連 3.03m
(10尺)
  妙音寺の参道橋梁で異存がないぐらい
真ん前に位置する
オーソドックスな煉瓦アーチ
2021年11月訪問
13 (仮)観音寺橋梁 半円 3 水路 煉瓦 煉瓦 片出 1連  1.82m
(6尺)
  北側は土管で拡幅&グレーチングの下にあり
アプローチ不能
環境は悪いが比較的綺麗な状態を保つ
2021年11月訪問
14  (仮)部原橋梁 放物線 3 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 1.82m
(6尺)
  山中奥深くに潜む放物線煉瓦拱渠
Amiさんに見つけて頂いた案件
2021年11月訪問
15  支保川橋梁 放物線 4 水路 煉瓦 煉瓦 片出 1連 3.03m
(10尺)
  南側のみ開口。北側は土管、暗渠化の為
アプローチ不能
植生が酷く、坑門を撮影できなかったが、
内部は非常に美麗
2021年11月訪問
 16  墨名川橋梁 放物線 4 水路 煉瓦 煉瓦 挟まれ 1連 3.03m
(10尺)
  勝浦駅のすぐ北側にひっそりと暗渠化する
放物線煉瓦拱渠
結論から、
千葉県内の放物線アーチは、
内房線の1件を加えて合計
5件となった
2021年11月訪問
勝浦駅~~~安房鴨川駅間     昭和に入って建設された。見やすい箇所を所々チェックしたがコンクリだった
    ※ほぼ未探索未発見                    
  JR総武本線          
名称 アーチ
形状
巻厚 利用
形態
坑門 側壁 状態 径間
径間

高さ
(実測)
特記
千葉駅~東千葉駅間
    ※未探索                    
東千葉駅~都賀駅間  
17  高品架道橋 半円 3 車道 煉瓦 煉瓦 片出 1連  2.42m
(8尺)
  東側が露出。笠石部分に雁木という装飾
帯が一列用いられている
2021年11月訪問
 18  宮の下架道橋  半円 3?
車道
煉瓦 煉瓦 片出 1連  2.42m
(8尺)
  東側が露出。笠石部分に雁木という装飾
帯が二列用いられている
坑門のアーチ環に補修を受けている為、巻厚
が確認出来ないが、西側で一部確認可能
それにしてもこの立地でよく取り壊されず
に遺ったものである
2021年11月訪問
都賀駅~~~佐倉駅間
※未探索
佐倉駅~南酒々井駅間
19 new
(仮)南酒々井橋梁
半円 3 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 1.82m
(6尺)
  南側が初代で、北側に拡幅されたと思われ

南側の坑門上部から笠石にかけて、複線
化時に煉瓦の積みなおしを行っているよう
に見える。煉瓦の状態が明らかに異なる
笠石も北側と意匠が同じである
2023年12月訪問
南酒々井駅~榎戸駅間
 20   上勝田第1号架道橋 半円 4 車道 煉瓦 煉瓦 両出 1連 3.64m
(12尺)
  笠石は持送り積み
アーチ環には焼過煉瓦を使用している
2021年11月訪問
 21   上勝田第2号橋梁 半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連   河川名は南部川
笠石は持送り積み
アーチ環には焼過煉瓦を使用している
分厚いコンクリ巻が施されている為、内部の
煉瓦を見ることはできない
2021年11月訪問
榎戸駅~八街駅          
※未探索
 22   榎戸新田橋梁 半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 1.82m
(6尺)
  笠石は持送り積み
アーチ環には焼過煉瓦を使用している
時間の都合で南側を見ることができなかっ
た。内部も深く、長靴不可
2021年11月訪問
八街駅~~~成東駅~~~飯岡駅間 
    ※未探索                     
飯岡駅~倉橋駅間   
 23  蛇園第1号橋梁 半円 4 車道 煉瓦 煉瓦 両出 1連 2.73m
(9尺)
  笠石は持送り積み
中央部は補修を受けている。抜け道のよう
で径間の割に交通量が多く、比して損傷度
合も高め
2021年11月訪問
24   蛇園第2号橋梁 半円 4 人道 煉瓦 煉瓦 両出 1連 2.12m
(7尺)
  笠石は持送り積み
内部の大部分がコンクリート巻にて補修を受け
ている。農作業用の通路のようだ
2021年11月訪問
倉橋駅~猿田駅間 
 25 (仮)猿田第1号橋梁 半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 2.42m
(8尺)
  河川名は海上川?(下流で高田川)
南側坑門に「猿田第〇拱渠」と白ペイントにて
記載がある。肝心の〇の部分が見えない
なので第何号かは推測。〇の部分を一号
と判断
他にも何か書いてあるが、判読不能
周囲が藪に覆われており、アプローチが非常
に困難
笠石は持送り積み
※倉橋駅東寄りで1回川を潜るが、そこはBKだった…と
思うが、ぱっと見なので…

2021年11月訪問
 26  (仮)猿田第2号橋梁 半円 水路 煉瓦 挟まれ 1連   河川名は海上川(下流で高田川)
北側はBK拡幅、南側も出ていなかったと
思うが、夕暮れ遅く、内部も長靴では入れ
ない深さの為、詳細な調査ができなかった
2021年11月訪問
 27   (仮)海上川第1号橋梁 半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連   河川名は海上川(下流で高田川)
ここも深くて接近は出来るが内部は無理
南側未確認
笠石は持送り積み
2021年11月訪問
28  (仮)海上川第2号橋梁 半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 3.03m
(10尺)
  河川名は海上川(下流で高田川)
ここも深くて接近は出来るが内部は無理
猿田神社の先神橋とセットで施工されたと思
われる。流路に沿って翼壁を曲げており、
その精緻な造りは先神橋に勝るとも劣らな

白いペイントで「〇〇川第〇号拱渠」とある
ように見える。ここも肝心な所が見えない!
2021年11月訪問
猿田駅~松岸駅間
 29  (仮)海上川第3号橋梁 半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 3.03m
(10尺)
  河川名は海上川(下流で高田川)
ここも深くて接近は出来るが内部は無理
北側未確認
白いペイントで「海上川第〇拱渠」とある
ように見える。ここも肝心な所が見えない!
〇の部分はっきりと「二」は見えるがその上
に一本横棒がありそう…てなことで第三に
している
2021年11月訪問
 30  (仮)高田川第1号橋梁 半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連   河川名は海上川?この辺りで高田川との
境になるようだが、微妙…
ここは浅瀬がなく、近寄ることもできなかっ

笠石は持送り積み
2021年11月訪問
  (仮)高田川第2号橋梁 アーチ 水路 片出 1連   河川名は高田川
この流れでまさかの素掘り。線路を斜めに
横切っている。上流側がBK。下流側は素
掘りのまま。東側にもう一本小さい素掘りが
潜っているが、ノーカウント
2021年11月訪問
 31  (仮)高田川第3号橋梁 半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 3.03m
(10尺)
  河川名は高田川
ここも深くて接近は出来るが内部は無理
南側未確認
両端のない帯石装飾があり、笠石との間
に広い胸壁がある
笠石は持送り積み
2021年11月訪問
 32   new
(仮)高田川第4号橋梁
半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 3.64m
(12尺)
  河川名は高田川
ここも深くて接近は出来るが内部は無理
北側未確認
笠石は持送り積み
2021年11月訪問
 33   (仮)高田川第5号橋梁 半円 4 水路 煉瓦 煉瓦 両出 1連 3.64m
(12尺)
  河川名は高田川
ここも深くて接近は出来るが内部は無理
北側未確認
斜橋になっており、アーチ環をずらして配し
ている。直角径間長およそ3.82m
2021年11月訪問
※海上川(高田川)シリーズは基本的に強烈な藪と水量も多く、探索が非常に困難。それでいて所々に名称のペイントがあって非常に悩ましい。名称確定の為にもウェーダーで再トライするか…            
松岸駅~銚子駅間
    ※未探索