跨線橋(煉瓦・石アーチ限定)
※橋梁ではないものの、天井川の構造を有しているトンネルはこちらに掲載。
橋梁名 | 路線 | 備考 | ||
所在市町村 | ||||
訪問日 | ||||
調査完了物件 | ||||
1 | 天神川トンネル | JR片町線(学研都市線) | 土木学会選近代土木遺産Bランク。 冠木門タイプの天井川煉瓦トンネル。 巻厚4層の煉瓦アーチで要石付き。他笠石が切石。 帯石の煉瓦ラインに特徴あり。片側はコンクリート補修を受けている。 |
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京都府京田辺市 | ||||
2013年6月訪問 | ||||
2 | 馬坂跨線水路橋 |
JR片町線(学研都市線) | 土木学会選近代土木遺産Bランク。 3連アーチの天井川煉瓦橋梁。 巻厚5層の煉瓦アーチで全てに要石付き。笠石、水路欄干が切石。 橋脚2本とも切石で覆い、煉瓦との接続部分の切石に特徴がある。 |
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京都府京田辺市 | ||||
2013年6月訪問 | ||||
3 | 防賀川トンネル | JR片町線(学研都市線) | 土木学会選近代土木遺産未登録。 冠木門タイプの天井川煉瓦トンネル。 巻厚4層の煉瓦アーチで要石付き。他笠石が切石。 比較的シンプルな造り。 |
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京都府京田辺市 | ||||
2013年6月訪問 | ||||
4 | 青谷川トンネル | JR奈良線 | 土木学会選近代土木遺産未登録。 ピラスター2本を備える天井川煉瓦トンネル。 巻厚4層の煉瓦アーチで要石付き。それ以外は全て煉瓦仕様。 比較的シンプルな造り。不動川Tと瓜二つ。 |
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京都府城陽市 | ||||
2013年6月訪問 | ||||
5 | 不動川トンネル | JR奈良線 | 土木学会選近代土木遺産未登録。 ピラスター2本を備える天井川煉瓦トンネル。 巻厚4層の煉瓦アーチで要石付き。それ以外は全て煉瓦仕様。 比較的シンプルな造り。青谷川Tと瓜二つ。 |
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京都府木津川市 | ||||
2013年6月訪問 | ||||
6 | 大砂川トンネル | JR草津線 | 土木学会選近代土木遺産Cランク。 天井川煉瓦トンネル。 アーチ環が楯状迫石となっている。笠石、帯石も切石。 楯状迫石である以外はシンプルな造り。 |
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滋賀県湖南市 | ||||
2012年12月訪問 | ||||
7 | 桑町跨線橋 (西平尾拱渠) |
伊賀鉄道 | 土木学会選近代土木遺産Bランク。 車道煉瓦橋梁。 巻厚4層の煉瓦アーチ。総煉瓦仕様。特に欄干部分に特徴がある。 また、やや斜めに架かっているため、坑門が前後にずれている。 |
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三重県伊賀市 | ||||
2013年3月訪問 | ||||
8 | (仮) 九度山東跨線橋 |
南海本線 | 土木学会選近代土木遺産未登録。 車道用煉瓦橋梁。 巻厚5層の半円煉瓦アーチ。総煉瓦仕様。 単線だが複線仕様の径間を有している。 |
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和歌山県九度山町 | ||||
2013年7月訪問 | ||||
9 | (仮) 南馬場跨線橋 |
南海本線 | 土木学会選近代土木遺産未登録。 人道用煉瓦橋梁。 巻厚5層の半円煉瓦アーチ。総煉瓦仕様。 単線だが複線仕様の径間を有している。 |
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和歌山県九度山町 | ||||
2016年1月訪問 | ||||
10 | (仮) 船坂跨線水路橋 |
JR山陽本線 | 土木学会選近代土木遺産未登録。 水路用煉瓦橋梁。 巻厚7層の欠円煉瓦アーチ。総煉瓦仕様。 アーチ環7層というのは数が少ない。 |
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岡山県備前市 | ||||
2009年4月訪問 | ||||
11 | 小倉谷トンネル | 養老鉄道 | 土木学会選近代土木遺産未登録。 馬蹄型の天井川煉瓦トンネル。小倉谷の流れを乗せる。 巻厚4層の煉瓦アーチ。他笠石が切石。 非常にシンプルな造り。 |
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岐阜県養老町 | ||||
2013年10月訪問 | ||||
12 | (仮) 山崎北トンネル |
養老鉄道 | 土木学会選近代土木遺産未登録。 馬蹄型の跨線廃道煉瓦トンネル。電子地図では車道表記あるが、 現在全く痕跡がない。 巻厚4層の煉瓦アーチ。他笠石が切石。 非常にシンプルな造り。 |
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岐阜県海津市南濃町 | ||||
2013年10月訪問 | ||||
13 | 山崎北谷トンネル | 養老鉄道 | 土木学会選近代土木遺産未登録。 馬蹄型の天井川煉瓦トンネル。山崎北谷の流れを乗せる。 巻厚4層の煉瓦アーチ。他笠石が切石。 北側扁額:「文明恵澤」文明の恩恵を受けること。 南側扁額:「日就月将」日々進歩すること。類:日進月歩 |
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岐阜県海津市南濃町 | ||||
2013年10月訪問 | ||||
14 | 盤若トンネル | 養老鉄道 | 土木学会選近代土木遺産未登録。 馬蹄型の天井川煉瓦トンネル。盤若谷の流れを乗せる。 巻厚4層の煉瓦アーチ。他笠石が切石。 南側扁額:「四海為家」定まった住居がなく、各地を放浪すること。 出典:史記 世界を家と為す。天下のいたるところを住処とする、など。 (欠損や字体が読み切れないので誤りの可能性も) |
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岐阜県海津市南濃町 | ||||
2013年10月訪問 | ||||
15 | 上関寺跨線橋 (蝉丸跨線橋) |
JR東海道本線 | 土木学会選近代土木遺産Bランク。 馬蹄型の2連煉瓦トンネル。京阪京津線が上を走る。 巻厚4層の煉瓦アーチ。帯石に達する巨大な要石が特徴。 煉瓦ピラスター上部の切石も装飾的。高覧も拘りがある。 京津線が斜めに交差する為、2連アーチをずらして配置している |
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滋賀県大津市 | ||||
2014年4月訪問 | ||||
16 | 眼鏡橋 | えちぜん鉄道 | 土木学会選近代土木遺産Bランク。 大正2年に建設されたねじりまんぽ形式の跨線橋。 跨線橋部門とねじりまんぽ部門重複登録。 |
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福井県坂井市 | ||||
2014年5月訪問 | ||||
− | 青葉橋 | JR小浜線 | 土木学会選近代土木遺産Cランク。 コンクリートブロックポータルの跨線車道橋兼水路橋。 内部アーチはコンクリート製。 車道は県道564号(松尾吉坂線) |
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福井県舞鶴市 | ||||
2014年10月訪問 | ||||
1 | 久保洞跨線水路橋 | 旧JR中央本線 | 土木学会選近代土木遺産Cランク。 路線付け替えにより廃線となった区間に残る現役の水路橋。 3径間アーチ橋。長さ約20m、幅2m、高さ10m弱。 1909年(明治42年)築造。 坑門、水路部の胸壁はフランス積み。 |
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長野県南木曽町 | ||||
2015年12月訪問 | ||||
17 | 関所橋 (贄川跨線橋) |
JR中央本線 | 土木学会選近代土木遺産未登録。 中山道の贄川宿の袂にある当街道の跨線橋。 現在はメロディー橋と呼ばれている。 巻厚4層の焼過煉瓦欠円アーチを有する。坑門はイギリス積み。 隅石がある。笠石部に2層の雁木がある。 |
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長野県塩尻市 | ||||
2015年12月訪問 | ||||
18 | 蔵造川跨線水路橋 | JR中央本線 | 土木学会選近代土木遺産Cランク。 5径間(埋没により視認は3径間)の現役水路橋。 北側はコンクリ改修されている。 1906年(明治39年)築造。 中央のアーチは巻厚5層、左右のアーチは巻厚4層で共に半円アーチ。 坑門、水路部の胸壁もイギリス積み。 |
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長野県塩尻市 | ||||
2015年12月訪問 | ||||
19 | (仮) 桃観跨線水路橋 |
JR山陰本線 | 土木学会選近代土木遺産未登録。 桃観トンネルの直上にあり、線路と直接関わりのない極めて珍しい 水路橋。元々どういう状態だったのか想像出来ない。 アーチ環は7層巻きと、水路橋では(仮)船坂跨線水路橋と同様非常に 数が少ない 水路橋部から線路と並行に滑り台の掛樋があるのも珍しい |
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兵庫県香美町 | ||||
2016年6月訪問 | ||||
20 | new 本町橋 |
旧名鉄瀬戸線 | 土木学会選近代土木遺産Cランク。 巻厚4層の煉瓦欠円アーチを有する。坑門、内部側壁は切石積み。 扁額があるが読み取れない。東側は拡幅されている。 上部は市道で欄干があり、「本町橋」「明治四十四年七月」の記載 あり。 |
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愛知県名古屋市中区 | ||||
2013年9月訪問 |