昭和４８年３月、笠トンネルができるまではこの笠峠を 越えるルートが本道だったのでしょう。それから３４年の 月日が経過しています。（よととと同い年） 　入り口からして大型車を寄せ付けないオーラを発して います。 　門がありますが、開いているので何の気なしに突入 しました。
	峠越え道だけあって、くねりながら勾配を稼ぎます。 しかし、３４年後の道路にしては、今もしっかり使われてい る感があります。 　この辺りは車道と歩行スペース？が分離されてます。 なんか妙な造り。
	歩行スペース。。。ぢゃないっぽいかな。。。 なんだろこのスペース。。。
	うっすらセンターラインが見えます。
	ここ何十年も離合してませんよーってな感じですな。
	やはり手入れはされてません。 最低限通れるだけのスペースを確保しているのみ。 　後で分かりましたが、林業の方が使っているようです。 軽とのすれ違いに林業の方に、怪しまれないように 何気なくこんな風に話しかけてみました。 　「ここから峠を抜けられるんですよね？」 するとおじさん。「今は通られへんよ」 　よととにこやかに「ありがとう！」って。。。。。。。。。。 ええっ？？？ 　いいいま通られへんと言いましたか？？？ 　「昔は通れたけど今は通行止めになっとるよ。」 がーん。。。 　でもやっぱこの目でたしかめねば。。。
	はるか下界に現役国道が。。。笠トンネル万歳やな。
	路肩死にかけ、落し物。。。かつての国道は老いゆ くのみか。
	むかーしむかしの忘れ物ですが、老いてなお役割を 果たしています。見事な。。。
	峠の頂上付近におられるお地蔵様。 ネットに遮られて近寄れません。
	あの先が峠の頂上。西日が物悲しい雰囲気を 出しています。
	さあこっから下りや。と通行止めの言葉をすっかり 忘れてたのに。。。 　むむむ。。。やな予感。。。
	おーまいがっ 門だけならいざ知らず、巨石によりガードされとります。 瞬殺っす。
	えらいまたどでかい代物を。。。 　こりゃあもう今後開くことはないな。
	向こう側からパチリ。。。って この道私道ぢゃーん。 　林業の方が結構いたのに特に制止されんかったけど なあ。やばいやばい、失礼しました。。。
	もう二度と来れんな。 左車線をきっちり走ると崖下に転落する道ももう会えない ことでしょう。 　知らぬが仏、良い経験しました。