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 さとがわ
里川隧道
和歌山県 串本町 旧県道39号(旧串本古座川線) 廃隧道
1920年(大正9年)竣工 延長86m 幅4.2m 土木学会選近代土木遺産Cランク
2019年2月再訪

初訪問時
串本側のみレンガ造り。
胸壁にはイギリス積みを採用。笠石と帯石の間隔が異様に広い。
要石、迫石とも石積みである
要石は切石のようだが、迫石はコンクリブロック。アーチ部分もしっかりレンガ積み。扁額は判別不能→元々書かれていない模様。
内部側壁はコンクリ製。帯石と笠石もコンクリブロックの可能性が高い。

私見だが、岡阪隧道とこの隧道が非常に似ているように感じる。帯石の質感、迫石と要石(岡阪隧道はモルタルで覆われているが、形で)の
風合いが似通っている感じがする。ひょっとすると同じ施工主かも。