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かいの 旧海野隧道
三重県北牟婁郡紀北町	旧国道42号線	現役歩道隧道
1912年（明治45年）5月下旬起工 1914年（大正3年）3月下旬竣功	延長208.0ｍ　高さ？ｍ　幅3.2ｍ	土木学会選近代土木遺産　Ｂランク 登録有形文化財　第24-0026号
1909年度着工、1917年（大正6年）4月竣功の熊野街道大改修により誕生した煉瓦隧道。一連の事業で建造された6隧道の北から2番目 現在は古里歩道トンネルという名の通り、歩行者専用隧道になっている。平行する国道42号線のトンネルは古里トンネルである イギリス積みの坑門に扁額、隅石、楯状迫石、要石で構成される。内部は素掘りのようだが、モルタルで覆われている 三重県技師、岩井藤太郎氏の設計。銘板が洞内にある。他にモルタルで覆われた備品置き場？が残存する
起工　明治四十五年五月下旬 竣工　大正三年三月下旬 設計者　三重県技師　岩井 藤太郎 施工者　三重県技手　天野 久 石工　松田 辻𠮷