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 どうぜ
道瀬隧道
三重県北牟婁郡紀北町 旧国道42号線 現役歩道隧道
1914年(大正3年)2月上旬起工
1915年(大正4年)7月下旬竣功
延長308.0m 高さ?m 幅3.2m 土木学会選近代土木遺産 Bランク
登録有形文化財 第24-0027号
1909年度着工、1917年(大正6年)4月竣功の熊野街道大改修により誕生した煉瓦隧道。一連の事業で建造された6隧道の北から3番目
現在は道瀬歩道トンネルという名の通り、歩行者専用隧道になっている。平行する国道42号線のトンネルは道瀬トンネルである
イギリス積みの坑門に扁額、隅石、楯状迫石、要石で構成される。内部は素掘りモルタル覆いもあるが、北の3基の中では最も煉瓦アーチを視認できる
三重県技師、岩井藤太郎氏の設計。銘板が洞内にある。他に煉瓦造りの備品置き場?が残存する


道瀬隧道
起工 大正参年貮月上旬
竣工 大正四年七月下旬

設計者 三重県技師 岩井 藤太郎
施工者 三重県技手 天野 久

石工 中野 喜平